2015年2月25日水曜日

Android: Netrunner 情報サイトまとめ

アンドロイド:ネットランナーに関するの情報を海外を中心にまとめました

情報サイト

公式サイト

製品情報や大会情報など
フレバーやストーリーを楽しむのならば公式が一番
ゲームの攻略ならばstimhackなどユーザーサイトの方が良い

BGG (Android: Netrunner)

ボードゲームのコミュニティサイト
フォーラムなどで情報がまとまっている(こともある)
ファイルのやり取りはここで行われることが多いので、ユーザー登録を推奨

Reddit (Android: Netrunner)

様々なディスカッションが行われているので参考になるサイト
まとめも多く、関連する情報を探したいときに便利

Stimhack

最新のゲーム環境や解析などの記事、ニュースなど

Android: Netrunner Comprehensive Unofficial Rules (wikia)

ルール面でのまとめが豊富なwiki

デッキビルダー

CARDGAMEDB

利用者(小)
利用者少なめ、歴史がある、カードのコメントやフォーラムの方が有用

Acoo.net

利用者(大)
トーナメント管理もできるデッキビルダー&登録サイト
カードのトーナメントでの使用率など統計情報が豊富

NetrunnerDB

利用者(中)
デッキリストを中心としたコミュニケーション機能が優れている
外部アプリとの連携機能あり

Meteor Decks

利用者(小)
デッキリストの編集に特化している
外部アプリとの連携機能あり

Little Chiba

利用者(小)
デッキリストの編集に特化している

デッキビルダーアプリ

Net Deck for Android: Netrunner (iOS/iPad)

MeteorやNetrunnerDBに投稿できる連携機能のあるデッキビルダー(iPadのみ)
カードビューワーとしても便利

Deck Builder for Netrunner (Android)

OCTGN用にエクスポート可能
カードビューワーとして便利

ポッドキャスト

一覧はリンク先を参照のこと
ポッドキャストは日本人には馴染みが薄いものの、公式ポッドキャスト配信はストーリーなども聞ける貴重な情報源

YouTube対戦動画

主にトーナメントのYouTube上の対戦動画をオススメ順に紹介
他にはOCTGNを使った対戦動画などがあります

オンライン対戦

Jinteki.net

ブラウザでAndroid: Netrunnerの対戦ができる!

Android: Netrunner on OCTGN

OCTGNを利用した通信対戦に関するサイト

その他

Sneakdoor ζ

ICEとicebreakerのマトリックス比較ができるサイト

2015年2月24日火曜日

Android: Netrunner トーナメント分析2 〜 出張カード編

どのようなカードが他ファクションで使用されるのか調査しました

データは前回と同じくstimhackからトーナメントデータを直近200に絞り解析しました。カッコ内はファクション毎の勝ち数となります。またランキングの右の値は採用率となります

Corp

NBN (73/200)
1 0.60 Eli 1.0 ICE Haas-Bioroid
2 0.40 Rototurret ICE Haas-Bioroid
3 0.40 Caduceus ICE Weyland Consortium
4 0.38 Biotic Labor Operation Haas-Bioroid
5 0.32 Viper ICE Haas-Bioroid

Traceはもうたくさん!?

NBNはSanSan City Gridを利用した高速アジェンダデッキが作られることが多いのですが、SentryのICEはTraceばかりでEnd Runが無いことを補完するようにICEの出張が目立ちますね

Haas-Bioroid (58/200)
1 0.75 Jackson Howard Asset NBN
2 0.52 Tollbooth ICE NBN
3 0.29 SanSan City Grid Upgrade NBN
4 0.25 Shipment from SanSan Operation NBN
5 0.23 Caduceus ICE Weyland Consortium

Haas-BioroidはNBNと仲良し!?

優秀なICEは自社で揃っているので、NBNのパワーカードで勝ちを急ぐ構成が多いようです

Jinteki (48/200)
1 0.96 Jackson Howard Asset NBN
2 0.52 Eli 1.0 ICE Haas-Bioroid
3 0.50 Tollbooth ICE NBN
4 0.48 Ash 2X3ZB9CY Upgrade Haas-Bioroid
5 0.25 Wraparound ICE NBN

罠じゃないICEを募集!?

守るとこ守って、目線を逸らした先のトラップに落とす...そんな魂胆しか見えませんね(笑

Weyland Consortium (23/200)
1 0.78 SEA Source Operation NBN
2 0.70 Jackson Howard Asset NBN
3 0.52 Snare! Asset Jinteki
4 0.30 Tollbooth ICE NBN
5 0.26 Rototurret ICE Haas-Bioroid

Scorched Earthによるflatlineしか勝てない!?

タグを与えるSEA Sourceとうっかりミスを誘うSnare!とか、ミエミエなのに条件が揃うと一瞬で終わってしまうから気を付けましょう(-_-;

Runner

Criminal (91/200)
1 0.97 Corroder Program Anarch
2 0.75 Mimic Program Anarch
3 0.74 Datasucker Program Anarch
4 0.69 Yog.0 Program Anarch
5 0.58 R&D Interface Hardware Shaper

プログラムは買え!

自前のプログラムは非標準なのでAnarchから買い付けられているようですね(^-^;

Shaper (75/200)
1 0.75 Femme Fatale Program Criminal
2 0.60 Parasite Program Anarch
3 0.55 Corroder Program Anarch
4 0.53 Datasucker Program Anarch
5 0.31 Legwork Event Criminal

足りないのは汎用性だっ!

正面突破できないときのためのプログラムを足しているデッキが多いようです

Anarch (23/200)
1 0.41 Account Siphon Event Criminal
2 0.35 Quality Time Event Shaper
3 0.32 Aesop's Pawnshop Resource Shaper
4 0.26 Clone Chip Hardware Shaper
5 0.24 Cache Program Criminal

爆発力が足りない!

Anarchは自給率が高いようです。Order and Chaosによりデッキ構築幅が出てくるので、出張カードもより多様性が今後出てくるのではないでしょうか?

まとめ

出張カードを見ることで、各ファクションの強み、弱みがなんとなく感じられたのではないでしょうか?

もちろんデッキタイプにより採用カードは変化するので、平均的な意味合いでのカード価値を見ているということにご注意ください

2015年2月19日木曜日

Android: Netrunner トーナメント分析

実際のトーナメントシーンではどのようなカードが結果を残しているか分析をしてみました

データはstimhackのトーナメントデッキリストから442データ(Corp/Runnerの組)を取得しました。カードが発行されたタイミングを考慮するためにSure Gamble(Core Set)を1として(相対)採用率を計算しています

具体的には拡張ごとに1ヶ月間があるとして、Core SetとAll That Remainsまでは20ヶ月の開きを考慮した期間による正規化と、頻度による正規化を行っています(あくまでザックリとした評価です)

 Corp/Runner混合の採用率順位は以下の通り

順位 採用率 頻度 カード名 サイド ファクション セット
1 1.29 322 Jackson Howard Corp NBN Opening Moves
2 1.00 415 Sure Gamble Runner Neutral Core Set
3 0.99 268 Dirty Laundry Runner Neutral Creation and Control
4 0.98 408 Hedge Fund Corp Neutral Core Set
5 0.90 130 NAPD Contract Corp Neutral Double Time
6 0.88 345 Plascrete Carapace Runner Neutral What Lies Ahead
7 0.83 345 Corroder Runner Anarch Core Set
8 0.78 211 Same Old Thing Runner Neutral Creation and Control
9 0.77 128 Wraparound Corp NBN Fear and Loathing
10 0.70 204 Eli 1.0 Corp Haas-Bioroid Future Proof
11 0.67 210 Kati Jones Runner Neutral Humanity's Shadow
12 0.67 278 Femme Fatale Runner Criminal Core Set
13 0.67 125 Sweeps Week Corp NBN True Colors
14 0.66 272 Account Siphon Runner Criminal Core Set
15 0.65 270 Datasucker Runner Anarch Core Set
16 0.63 158 Grim Corp Neutral Opening Moves
17 0.61 140 Restructure Corp Neutral Second Thoughts
18 0.59 73 Legwork Runner Criminal Honor and Profit
19 0.58 204 Emergency Shutdown Runner Criminal Cyber Exodus
20 0.57 166 Faerie Runner Criminal Future Proof

動画などでも良く見るカードは上位に当然来るのですが、感覚と比較していかがでしょうか?

Runnerはクレジットを得るニュートラルカードと汎用ICEBRAKER、 Corpは影響度が低く、低コストなICEとお決まりのパワーカードという感じです(使いやすければ入るって事実を確認しただけのような気もしますね

IDの採用率は次の通りです(採用率は同じくSure Gambleを1としてます)

Runner ID 採用率
順位 採用率 頻度 カード名 サイド ファクション セット
1 0.31 98 Andromeda: Dispossessed Ristie Runner Criminal Humanity's Shadow
2 0.15 63 Kate "Mac" McCaffrey: Digital Tinker Runner Shaper Core Set
3 0.15 62 Gabriel Santiago: Consummate Professional Runner Criminal Core Set

Corp ID 採用率
順位 採用率 頻度 カード名 サイド ファクション セット
1 0.21 89 Haas-Bioroid: Engineering the Future Corp Haas-Bioroid Core Set
2 0.20 84 NBN: Making News Corp NBN Core Set
3 0.15 16 Near-Earth Hub: Broadcast Center Corp NBN Upstalk

RunnerはAndromedaに圧倒的支持がありますが、Corpはバラけてる印象です。Jintekiはやられたときの精神的ダメージのバイアスがあるのでしょうか?総合的には結果を残せてないようですね(Jintekiコワクナイヨー ;-)

Order & Chaos拡張でAnarchとWeylandがランキングに入ってくると順位はどのように変化するのでしょうか?(狙ったかのような強化にも見えるからFFG商売上手すぎる (-_-;

今回分析したデータはココに公開しておきます

もう少し深い分析、例えばID毎の採用率の違いや、ファクションをまたいで使われるカードなど計算できるので、そのうち続編として分析するかも(しないかも

今回はAndroid: Netrunnerのカード情報をNetrunnerDBのAPIから取得しました。様々なネットランナーのデッキリストが共有されているサイトとしても有名です

2015年2月16日月曜日

ネットランナー関連グッズあれこれ

昨日の柏木シティグリッドでやはりというか、古参の方は綺麗なアクリルトークンやらデッキボックスなどお持ちでイイナーと思いつつ眺めてました

流行っているネットランナーには様々なグッズがあるようなので、調べたものを紹介します

スリーブ

スリーブはFFG社から最近販売されています(計6種類)

海外ではWotanのスリーブが格別に人気らしい(!?)のですが、実用性ではSnare!ではないでしょうかね(笑

非公式ではこういうのもあるようです

Legion Supplies - Circuit Sleeves (RED/BLUE) 
https://legionsupplies.com/store/index.php?main_page=product_info&cPath=1_5&products_id=147&zenid=857k04abg5erc480veq4ijpbb3

(そこら辺のFPGAの評価基盤か何かのパターンに見えるけど...

プレイマット

公式ではトーナメントキットや大会の優勝商品などで提供されているようです。eBayで一通り出品されているので、日本からでも(高いけど)入手は可能です

RIELLE "KIT" PEDDLER (2015 Store Championship)  
メッチャ欲しいー

プレイマットに関しては自作派が数多くいるので、画像を探してInked Playmatsプレマ.jpなどプレイマットのオンデマンド印刷するのも選択肢としてあります

https://www.flickr.com/photos/47271299@N02/9037702885/sizes/l/ 
二人用プレマ(日本のお家事情には向かないかな?)

トークン

トークン業界(?)があるのか知りませんが、数え切れないほどにオリジナルトークンが販売されています。最近では3Dプリンターなどで自作したトークンをEtsyというハンドメイド作品販売サイトで出している人もいるみたいですね

有名どころをいくつか紹介すると...

Team Covenant - Data Tokens
 http://teamcovenant.com/store/netrunner-lcg/data-tokens.html

LITKO - Net Hacker Token Set 

Broken Egg Games - Cyber Punk Credit Set
 

LCGはカード自体のコストは月$15とかなので、トークンでライバルに差を見せつけましょう!

ストレージ

大抵の拡張型ボードゲームはベースセットの箱は無意味に大きく作ってあり、中敷をとって収納するのが主流(?)です。そういう人向けの収納グッズがコレ↓

THE BROKEN TOKEN - Sleeved Card Game Organizer http://www.thebrokentoken.com/sleeved-card-game-organizer/

(最初見たときはこんなニッチなグッズが出るほどに流行っているのか...と思いましたね(-_-;

ここまで丁寧とはいかないまでも、私もコアセット箱に収納していたのですがスリーブに詰めて入れると大拡張2つと12拡張パックぐらいのところで箱に入らなくなりました...

ストレージはトーナメントキットの上位賞にあるのですが、eBayなどで入手できるようです


(オッサンじゃなくてカワイイ系なら欲しいかなー笑


2015年2月15日日曜日

Android: Netrunner 入門編2 〜 投資効率

全セット一括で購入するのは難しいので、始め方とトーナメントで勝つために必要なカードの入手順番を簡単に解説します

入門) はじめてのプレイ(6,800円)

既にAndroid: Netrunnerをプレイしている方にインスト受けるのが一番だと思います。英語の動画を見慣れているならば、動画でプレイの雰囲気を掴むのが意外と重要かも知れません

というのも、雰囲気を知らないでプレイすると、正しい進め方(のようなもの)が分からず、勝ち負け以前に何をすればいいのか分からないんですね(特にスタンダードな勝ち方を目指さないデッキタイプを相手にすると尚更です)

コアセット(Core Set)を一つ入手すれば十分に遊べますし、拡張カードと比較してもコアセットは入るカードが多く費用対効果が高いです

AmazonJP(6,800円)で注文すれば、次の日から対戦できますよ!

松) はじめてのトーナメント (11,000円)

どのデッキにも入る強いカードを収録したセットを3つ加えると良いでしょう

A. Opening Move - JACKSON HOWARD(Corp採用率100%(?))
B. Future Proof - ELI 1.0など効果の高いカードが多数収録
C. Double Time - NAPD CONTRACT(Corp採用率90%(?))/LUCKY FIND
(D. Humanity's Shadow - ANDROMEDA(Runner最強と言われるID)/QUALITY TIME)


IDカードは3枚入っているので、誰かに貰うのが一番安上がりです:-)

日本には在庫が無いのですが、cardhausなどで購入すれば3つを送料込みで4,000円ぐらいで入手できます(USPSという遅い配達方法の場合、20日ぐらいかかる)

竹) 色んなデッキを作る (20,000円)

現在3つ程リリースされている大拡張(Large Expansion)を追加するのが良いでしょう

大拡張はテーマごとに陣営カードが固まっているので二人でプレイするのにちょうど良い拡張になっています

また1枚当たりの価格が最も安いのは大拡張で、枚数を増やす面での効率は高いです

汎用性という意味では「Creation and Control」がRunnerのパーツが豊富にあるかな?という感じで、トーナメントレベルのCorpを作りたかったら「Honor and Profit」のJintekiが結果を多く残しているのでオススメです

梅) どっぷり浸かって布教する (30,000円〜)

複数デッキを作るという意味でも、2つ目のコアセットが現状必要だと思います(SURE GAMBLE/HEDGE FUNDなど採用率100%に近いカードの予備、SANSAN CITY GRID/DESPERADOなど強カード、3枚目のACCOUNT SIPHON/DATASUCKERなど必須級カード)

強いカードと強いデッキ(トーナメントで結果を残すもの)を知ってからでないと拡張を後から選ぶのは難しいと思います。一方で勝つ事を優先して見てしまうと、揃えるのがちょっと億劫になるかなぁという気もしますが、どの拡張にも「これがないと始まらない!」というカードが1つはあるのでアレもコレもで揃えてしまうことでしょう;-)

拡張パックは1つだと送料が勿体無いですが、2、3個まとめれば送料含めて1,300円/個という費用で入手できます

参考文献

英語の記事になりますがRedditでAndroid: Netrunner Buying Guideという記事がとても参考になります

他にもStimhackというAndroind: Netrunnerの情報サイトでトーナメントのデッキリストが公開されているので、使われているカードを集めるというのは一つの目標になるかと思います

第22回 柏木シティグリッドに参加しました

本日、2月15日(日) 14時からゲームスペース柏木で行われた第22回 柏木シティグリッドへ参加してきました

TCGの大会は結構出ているので慣れたものですが、ボードゲームのスペースは一見では分からないところばかりで(?)、お約束のごとく迷いました(- -;

戦績

Runner: 1勝2敗
Corp: 2勝1敗

勝ち点6ポイントで4位らしいです

Corpで勝って、Runnerで遊ぼうという気分で突撃したので予定通り(?)ですが、負けると悔しいものですねー、次はCriminalで勝ちに行く ;-)

初戦のJintekiに時間いっぱいでR&Dに飛び込んで、トラップ全部踏んで肉体(手札)が全て無くなって死ぬ前にアジェンダ取れて勝てたのはアドレナリン出まくりでした(^o^)/

(初心者怖くないよーっていうのは釣りです、予習重要です(笑)

 デッキ

  Runner: RIELLE "KIT" PEDDLER


ほとんどの試合で本来の動きはありませんでした(
序盤に通して右手が光れば勝てるんですけど、LEGWORK引けず弱々でした...

WOMAN IN THE RED DRESSのフレバー「Looks can be deceiving.」ってネカマのことなんですよね?

Corp: NEAR-EARTH HUB


うまい、はやい、つよいの三拍子(?)のデッキで、取り敢えず勝ちたいんやという意思の表れですね :-)
Android: Netrunnerへの忠誠度を見るにはSANSAN CITY GRIDの枚数を見ればわかるのですが、私の忠誠度は低いようです(

おまけ

RIELLE "KIT" PEDDLER用の手作りケースとネコ

感想

やはり20%もカード知らないというのは怠慢ですので、来月までにしっかりとアーキタイプを学習しなければという使命感がありますね :-(

クリックトラッカーを忘れたのはダメでしたね。次は忘れずに持っていく

出たとこ勝負では駆け引きが減るのでツマラン試合になるかなぁと、最初は躊躇っていたのですが、Snare!に突っ込む勇気だけあれば大会は怖くないよー(笑

ルールミス、プレイミスなど多発してしまい、ご迷惑おかけしましたm(_ _)m
そして参加者の皆さまお疲れ様でした、楽しかったです!

2015年2月12日木曜日

Android: Netrunner 入門編1 〜 事前情報

 これからAndroid: Netrunnerをはじめる方、もしくは気になる方へ情報共有したいと思います。一般的には「沼に落とす」 系の話なので、悪い事は書かないので注意してくださいね(^q^)

基本情報

Android: Netrunner(アンドロイド: ネットランナー、通称ネトラン)は2012年の中頃にFFG(Fantasy Flight Games)社が発売開始したLCG(Living Card Game)と呼ばれる定期拡張型の対戦カードゲームです。

コアセットと呼ばれる基本セットに加え、拡張パック(60枚入り)が月に一つ販売され、これまでに3サイクル18パックがリリースされました。通常の拡張パックとは別に単独でもプレイできるような中規模の拡張セット(165枚入り)が3つリリースされています。ランダムな封入ではないので、一つずつ買うと(基本的に)全てのカードが3枚ずつ揃います。

レビュー

日本語のレビューはあまりありませんので、海外のYouTubeに公開されているAndroid: Netrunnerのレビュー動画を紹介します。


(海外ではボードゲームのレビューチャネルが複数あり、プレイの仕方など始める人向けに作成されていて取っ掛かりに良いものがたくさんあります。Watch It Playedは見るだけでやりたくなると思いませんか?)

大会

海外ではチャンピオンシップやリージョナル大会(世界大会)などが定期的に開催され、参加すると絵違いのカードやプレイマット、デッキボックスなどが入手できるようです。

実際にプレイしている動画として大会の動画は良い参考になります。


日本ではゲームスペース柏木というボードゲームのプレイスペースにて、月1で柏木シティグリッドという個人主催の大会が行われています。また昨年は東京リージョナルも行われました。

FFG社のイベントキットを使った大会ではないので、出るたびに何かが貰えるものではないですが、稀に配布されることもあるようです。

価格/費用

日本語版の販売はされていません。基本的に輸入品なので送料分高くつきます。価格については目安となりますが
  • コアセット:3,000円〜(送料:2,300円〜)
  • 拡張パック:1,200円〜(送料:600円〜)
  • 拡張セット:2,400円〜(送料:1,500円〜)
というのが最安のケースです。輸入業者や購入数などによる送料負担軽減など工夫しないと費用の大半が送料になってしまいます。

現在(2015年2月)入手可能な全てのセットを入手するのに、私が実際に使った費用は4万1705円でした。円高の時代に買った分や日本Amazonで購入できたのもの、直販で購入したもの、イギリスから購入したものなどなど入手経路や時期で費用は随分変わります。 今一括でアメリカのゲームショップから輸入した場合、4万1500円ぐらいとなります(実際は売り切れ品があるので一括で揃えるのは難しいでしょう)。

言うまでもなく、全部のカードを入手しなければゲームができないということはないので、最大でもこれぐらいしか掛からない(MTGなどと比較して)という話です

Hello, I'm a netrunner?

はじめまして、Y.KATOと申します。

最近ネットランナーの若者離れが深刻ということのようなので、何かサポートできればと思い情報提供リモートサーバーを立ち上げました。既にいくつものICEを突破して、ここにたどり着いたのでしょう、あっ...トラッシュはしないでね(笑

一応、アンドロイド: ネットランナーは出たときからチェックしていて、O&C(最新拡張)までのカードは持っています。同時期に他のTCGに情熱を注いでいたので、大会とかは出ずに身内でしかやっていませんでした。柏木シティグリッドというところで定期大会があるのですが、今後はできる限り出てみようかなと思っています。

基本的に海外ゲームネタ中心に、何か有用な情報を提供していくつもりです(^0^)/

それではアドバンス+2して、ターンエンドです