2015年11月19日木曜日

ネットランナー Jackson Howard 必要論

気づくと自分でもおかしなぐらい「Jackson Howard入れろ」と連呼していますが、Opening Movesがコレだけ品薄になる理由があると思うのでちょっとだけ語りたいと思います(^_^)

1. ゲームの基準ターン


簡潔に説明するのは難しいですが、ネットランナーのコーポがスコア勝ちするためには10ターンは必要で、平均的には12ターンぐらい要します。その理由は

A) 7点のアジェンダのスコアに必要な最小アドバンス数は11なので、11クリック+11クレジットを消費する

B) 49枚20点のデッキで7点分のアジェンダを手にいれるためには17枚カードを引く必要があって、初期手札を除いて12枚はドローしなければならない

この2つの理由から、コーポは余程都合のよい偏りがない限りはスコアするだけの行動で8ターンは消費します。実際はICEをインストールしたり、オペレーションをプレイしたり、ランナーの妨害にあったりと色々あるので平均的に12ターンは経過します

一方、コーポの有利ターンは中盤しかありません。序盤はICEが少なく突破されやすく、スコアするためのクレジットも少なく、スコアしたいアジェンダを持っていないなどランナーが有利です。終盤はランナー側のクレジット獲得手段の方がコーポに比べて圧倒的に優れているので、前のめりなデッキでない限りはランナーがランを通し放題なので有利となります

こういった事情で限られたターンの間にコーポは勝たなければならないのですが、クレジット獲得効率を上げるカードは色々あるものの、アドバンス効率やドロー効率を上げるカードは殆どありません。ドロー効率を上げる要素がNBNとHBにしかなく、一回しか使えないオペレーションを除けばJackson Howardしかないのが現状です。できるだけ有利なターン中にアジェンダを持ってきたり必要なクレジットを用意するために「: カードを2枚引く」が必要だと言えます

2. 引きの偏り


コーポは単純にどのアジェンダも手元にきたときに仕掛けられる訳ではありません。ランナーはアドバンスが見えたケースでは、およそ確信を持ってランを通せるからです(例えば、StimhackInside Jobなどのイベントをプレイするなど)。5/3アジェンダなどはアドバンスコストが高く、スティールされた場合は点数以上にアドバンスが無駄になったダメージの方が大きくなります

どのファクションも3/2アジェンダを先にスコアしたいですし、5/3アジェンダはICEやクレジットが揃ったタイミングで欲しいので、自ずとアジェンダが必要なタイミングが決まります。こういう理由でカードを多く引きプレイ順を制御できるようにすることが、コーポにとっての課題となります

カードを多く引けばアジェンダの点数はデッキの構築制限で決まっているので自然と溢れます。今のところアーカイブを鉄壁にする方法はないので「R&Dに3枚カードを戻す」2番目の能力は、それがアジェンダ限定であっても良いので欠かせない存在となります

全部3/2アジェンダでデッキが組めるとか、4/2アジェンダは3/2アジェンダと比べて次のアジェンダのスコアのしやすさを10倍にしてくれるなどの状況にならない限りは、こうしたアジェンダの引き順を補正できるカードは欠かせないでしょう(言うまでもなく、アジェンダ自体を偏って引いた場合は特に重要です)

3. デッキ破壊対策(Mill/ミル対策)


カードゲームに様々な争点(または勝ち方)があるのは良いと思うのですが、現状コーポがアジェンダをアーカイブに落とされると為す術がありません

コアセットにNoise: Hacker Extraordinaireというデッキを落とすIDが居ますが、アーカイブを守っていたらスコアするための準備が遅れますし、実際問題としてHades Shardがある今はランをする必要もありません。カード1枚あたりのアジェンダ点数の期待値は20/49なので10枚落ちると4点計算ですから、素直にミル(注: デッキを落とすこと)されると他のデッキに比べて少ない駆け引き(ターン)でコーポは勝負することになります

最近ではData Leak ReversalWireless Net Pavilionで守って削りきるミル専用デッキなども台頭してきたこともあって、これらの特定のデッキ対策としてもJackson Howardは必要と言えるでしょう(ちょうどScorched Earthデッキに対するPlascrete Carapaceのようなものです。有れば勝てるかも知れないが、なければ即負けなので)

4. まとめ


カジュアルでも、トーナメント(大会)でもゲームの設計から言ってJackson Howardを超える価値のあるカードは少ないでしょう。要素ごとに替えの効くカードはあるので、全体を調整をしたり(色々と諦めれば)すれば何とか出来なくはないですが、スキル以上に運が必要となることが殆どかと思います

入手難なので大会などでもJackson Howardに関してはプロキシで何ら問題はないと思いますが、柏木シティグリッドにお越しの方で持っていない方にはOpening Movesをお譲りしますので是非大会にお越し下さい(^o^)b

2015年11月9日月曜日

ネットランナー 世界大会 2015 の感想&解説

いやー今年もネットランナー世界大会がやってきました!

まだ動画を見てない or 結果を知らないという方はTwitchの録画を見てください!ゲームを知らなくても楽しめると思いますよ(^o^)b

注) 準決勝は2:45:00から、決勝は3:38:00ぐらいとなっています

2015年11月4日水曜日

[最新版] ネットランナー購入ガイド

アンドロイド: ネットランナー(Android: Netrunner)をこれから始める人向けに、どういう順番で集めるのが効率的かプレイヤー目線でまとめてみました

全部でいくら?


最初に0からガチで全部揃えるのに掛かる費用の方を説明しますと、海外通販を利用しておよそ6万円掛かります(コアセットx3、小拡張x24、大拡張x4)

一括で購入した場合の送料込みの1個あたりの費用は

コアセット = 5,526円
小拡張 = 1,284円
大拡張 = 3,170円

となります

最も送料込みで安いのはBookDepositoryで、コアセットは4,500円程度、大拡張は3,000円、小拡張は同程度となります(正直に言えば、BookDepositoryの値段は破格なので基準にしない方が良いと思います...少なくとも最新パックの入荷は遅いので、それをどう捉えるかですが)

流石に6万円で一気に全部を揃えるのは難しいでしょう。ゲーム性やデッキの強さを考慮して、次に説明するおすすめパックのみを購入すれば、全体の7、8割の部分は押さえた上で費用も半額で済みます。ガチ勢目線のパック評価を紹介します

これは押さえたい!必須パック


全部揃えるのは余程気に入ったときで良いと思いますが、 人気が高すぎて入手難のパックが少数存在します。これらのパックはゲームの不具合を解消するレベルのカードが入っているので、見つけたらまず買って下さい。お願いしますm(_ _)m

  1. Creation And Control 大拡張 (ランナーのクレジット源のリソースカード、Shaperのサーチ、リアニメイトカードなど、どのデッキにでも入るカードが複数入っています)
  2. Opening Moves 小拡張 (JacksonHowardというコーポに必ず入る、引きの偏りというゲームの不具合を解消するカードが収録されています)
  3. Future Proof 小拡張 (パワーカードが目白押し、コスパ最良のパック)
ガチ勢目線から見て、これらは所謂「はじめようセット」とも言える内容で、コアセットが強いと言われるネットランナーの中でも、平均的にコアセットの価値を上回っている数少ないパックになります

これらのパックが半年以上ぶりに並んでいる「」が、本当の意味で始めやすいタイミングです。お見逃しなきよう!


大拡張を揃えよう


ゲームの拡張という意味では、大拡張が陣営ごとに用意されているので最もコスパが良いパックとなります。特に好きな陣営がないのであれば、カードパワーと利用頻度(利用しやすさ)の順では次の通りです
  1. Creation And Control (HB vs Shaper) (☆☆☆☆☆)
  2. Order And Chaos (Weyland vs Anarch) (☆☆☆☆)
  3. Data And Destiny (NBN vs Neutral) (☆☆☆)
  4. Honor And Profit (Jinteki vs Criminal) (☆☆☆)
2箱欲しいレベルのパックはCreation And Control大拡張だと思うのですが、いづれもカードプールの拡充やゲームの面白さという点では大きな差もなく、安心して揃えられる内容だと思います。何より対戦パックのような構成なので、買って直ぐに遊べる安心感がありますね

小拡張を揃えよう


ネットランナーも3年が過ぎて、サイクルで言えば4サイクルリリースされました(Genesis、Spin、Lunar、SanSan)。1サイクル6パックで、計24パックとなります

パックの設計が(ずるいぐらいに)うまいので、どのパックにも欲しいと思うカードはあるのですが、敢えてゲーム環境目線から見た場合の順列をつけるなら次のようになります
  1. Genesis
  2. SanSan
  3. Spin
  4. Lunar 
解説をしましょう

Genesis サイクル

ネットランナーの最初のサイクルであるGenesisサイクルは、この後に出る拡張の原型となっています。端的に言えば、単純で強いカードの目白押しです。これらのパックが出たときには利用価値が少なかったカードでも、後に出たカードによって意味を成すようになっています。新しいSanSanサイクルでは、単独で意味がないカードがまだ幾つもあるので、そういう意味でも外れがないと言えるでしょう

このサイクルで押さえて欲しいのは、3/2アジェンダというコーポのカード群です。ネットランナーのゲーム性から言って、ランナーにアジェンダであることを確定させないでスコアできるという意味で強すぎたのか、このサイクル以降全く登場しません。逆に言えば、コーポはこの3/2アジェンダが基準のゲームになっているので、あるとないとでは大きな差があります
  1. Future Proof (☆☆☆☆☆)
  2. What Lies Ahead (☆☆☆☆☆)
  3. Cyber Exodus (☆☆☆☆)
  4. Humanity's Shadow (☆☆☆☆)
  5. Trace Amount (☆☆)
  6. A Study in Static (☆)
Trace AmountやA Study in Staticはコンボパーツとしては見所がありますが、汎用性やパワーカードという点では劣っています。他4つは、以降で紹介するどのパックよりも価値があると考えてもらって構いません

SanSan サイクル

新しいモノは誰にとっても魅力があると思いますが、別の魅力としてゲームバランスの修正を目的としたカードパワーによる調整が図られたサイクルになっています。そのため「使える」カードが多いので、とてもコスパが良いと言えます

このサイクルで押さえて欲しいのは、ICEとパワーカードです。Cortex Lock/Crick/Gutenberg/Meru Mati/Turing/Spiderwebは、相対的に優れていてコーポの序盤から中盤のICEとして幅広く採用されています。しばらく存在しなかったメタとしてのカードのClot/Film Criticや単純パワーカードAdjusted Chronotype/Breaker Bay Grid/Faust/Marcus Batty/Street Peddler/DDoS/Team Sponsorship/Genetics Pavilionなど、デッキを選ばずに入ります。気づくと思いますが、AnarchとJinteki/Weylandのパワーカードが多いです(一方でCriminalには恩恵ゼロのサイクルですが...)
  1. Breaker Bay (☆☆☆☆)
  2. The Valley (☆☆☆☆)
  3. The Underway (☆☆☆)
  4. Old Hollywood (☆☆☆)
  5. The Universe of Tomorrow (☆☆☆)
  6. Chrome City (☆)
使えるカードの多さで☆の数を変えていますが、Chrome City以外は好きなカードが入っているものから揃えれば良いでしょう。SanSanサイクルからテーマに沿ったカードの収録になっているので、ゲーム性の拡張としては個別に考えやすく導入もしやすいでしょう

Spin / Lunar サイクル

試行錯誤の表れなのか、立ち位置が微妙な2サイクルとなります。テーマ性のあるカードがパックに分散して配置されているため揃えないと価値がなかったり、メカニズムのあるカードがパックに集中していたりと評価が難しいサイクルとなります

2サイクルまとめて評価をします
  1. Opening Moves (☆☆☆☆☆) JacksonHowardだけで買い。オマケでCelebrity Gift/Grim/Hostage/Lockpick/NEXT Bronzeも付いてくる!
  2. All That Remains (☆☆☆☆) カウンター消費型ICEブレイカーはデッキ構築の選択肢を広げてくれる。優秀アセット群
  3. Double Time (☆☆☆☆) Caprice Nisei/Lucky Find/NAPD Contract/Quandaryは優秀過ぎる
  4. The Spaces Between (☆☆☆) Cache/D4v1dとカレント群
残りのパックは☆で言えば、☆か☆☆といった所です。優秀なICEはどのデッキにも入りますが、それでゲーム性が大きく変わるというものではないですし、他はうまく利用するためには相方が必要なカードが多く、コスパは決して良いとは言えません。ここまで来ると2箱目のコアセットの方がデッキは強くなるということも念頭に入れておいた方が良いでしょう

最後に


ネットランナーはLCGとしての利点として、上位/下位互換のない横に広い拡張となっています。なのでカードの性能や価値は、相対的には少しづつ変化しているのもの、置き変わったりすることは殆どありません。そのために同じカードが入り続けたり、同じ役割のカードに選択肢がなかったりと不自由な面もあるのも事実です

カードを一通り揃えると「このカードはなぜ存在するのか?」と疑問に思うカードが山ほど出てくるでしょう。そうしたカードの中から、カードシナジーの連鎖によって1枚のパワーカードの効果や性能を上回る組み合わせを発見したとき、あなたは真の意味でランナーになるのです!

2015年11月1日日曜日

第1回 ジンテキ東京トーナメント 決勝トーナメント

ジンテキ東京での初めてのトーナメント戦である、第1回ジンテキ東京トーナメントの決勝ラウンドが10/31 20:30から行われ、2時間半の熱戦が繰り広げられました

動画


決勝ラウンドと決勝戦のそれぞれが動画になっているので、宜しければご視聴下さい。途中配信トラブルにより画面が途切れ途切れになってしまい申し訳ありませんでした



結果


決勝ラウンドの結果は次の通りでした。1度hygogさんに敗れたUnagiPyonさんがルーザーズから巻き返しての逆転優勝となりました、おめでとうございます!


デッキリスト



ランナーサイドはFaustD4v1dで要所のリモートだけ突破し、後はNoiseのID能力で推し進めるタイプで、ニュージーランドのナショナルで結果を残しているデッキです。 ウイルスプログラムは少ないですが、ドローエンジンと圧縮カードによって中盤に高速に回せるようになっています


コーポサイドはアジェンダを取らせて勝つタイプのデッキで、D&Dで追加された24/7 News CycleによってBreaking Newsをスティールしてもしなくてもコーポのターンにタグを2つ与えることでScorched EarthTraffic Accidentでフラットラインを決めることができます。ANR PRO CIRCUITの2位のデッキで、環境のトップメタになりつつあります

参加者全員のデッキリストはコチラにアップロードしました。デッキリストと対戦ログを見くらべてみると面白いかも知れません!?

総評


まずは参加者の皆様、ご参加いただきありがとうございました!

オンラインでの大会ということで、時間調整や操作などプレイヤーの皆様に負担を掛けてしまいましたが、ご協力のお陰でスムーズに大会を運営することができました

大会の方はNoiseとNEHという現行のトップメタのデッキが上位を占めるということで、ガチな大会になったのではないでしょうか(D&Dの魅力?)

普通の意味でのShaperやCriminalが居なかったため、予選も決勝もほとんどコーポ側が勝利ということになりました。少人数のメタとはいえ、やはりNEH(NBN)のスピードに勝てるランナーを作る必要はあると思われます。NoiseがトップメタであるのはJinteki RPをはじめとした中速〜低速デッキにとても安定していることで、NBNには分が悪かったようです。とは言え、序盤の攻め方などデッキタイプによる攻略という点に関しては全体的に改善の余地があると思いました

ジンテキ東京の対戦はログにも残せますし、俯瞰的に見ることができるのでプレイングの見直しなどには向いていると思いますので、ガンガン対戦してプレイングを磨いて下さい(^o^)b

それでは、次回 ジンテキ東京トーナメントにてお会いしましょう!

2015年10月24日土曜日

第1回 ジンテキ東京トーナメント[情報]

決勝ラウンドについて


決勝ラウンドは公式のダブルイリミネーションに基づき行います

初戦の組み合わせは、1-4, 2-3となるのでUnagiPyon vs Magisut、JanksonHoward vs hygogとなります。トーナメントの進行はコチラでリアルタイムに更新するので確認をお願いします

トーナメントルール

制限時間は35分(camera1,2のアカウントが開始前に終了時刻を指定し、10分前、5分前と終了時に通知します。終了のメッセージが出たターンを含み交互に1ターンを経て決着がつかない場合は、ポイントの優劣、ブラケットの順位の順に判定を行います)

サイドは初戦に関してはブラケット順位で決め、以降は前の試合と逆のサイドとなります。両者が同じ場合は、コーポとランナーの試合数の差が大きい方を優先し、それが同じ場合はブラケット順位の上位者のサイドを優先します(任意ではありません)

ブラケット順位: Winnersブラケット > Losersブラケットで、同じブラケットにいる場合は予選順位となります

ジンテキ東京でのルール

ブラケット順位の上位者が卓を立てる。その際に注意すべき点は
  • 観戦を許可のチェックボックスを外す(観戦を不許可にする)
  • 試合の記録のチェックボックスを入れる(必ず記録すること)
  • camera1,2のアカウントが観戦に入り、試合開始の合図をするまで対戦を開始しないこと
上位の対戦はcamera1で中継を行い、対戦が早く終了した場合はcamera2で下位の中継も行います

スケジュール

10/31(土) 20:30 -YouTubeにてストリーム開始

20:30 - 20:35 (大会説明、OP) - 決勝進出者はこの時点でログインしていて下さい
20:35 - 21:10 (Winners Round1)
21:15 - 21:50 (Winners Round2, Losers Round1)
21:55 - 22:30 (Losers Final)
22:35 - 23:10 (Final1)
23:15 - 23:50 (Final2/Reset)

試合が早く終われば、後に終了した試合から5分を休憩として前詰めするので、この時間割は最長の場合となります


予選結果

予選最終結果と通過順位です(括弧内はオポ値)

決勝ラウンドは上位4名が、この通過順位で対戦することになります!
  1. UnagiPyon: OXOO(7)
  2. JanksonHoward: OXOO(5)
  3. hygog: OOOX(3)
  4. Magisut: XOOO(2)
  5. cactusman: OXXO(4) 
  6. ykato: XXXO(2)
  7. tamago: XXOX(0)
  8. ayabane: XXXX(0)
個別に試合に関しては、次のようになりました

1. cactusman(Corp) vs Magisut(Runner) : Corp Won
2. Magisut(Corp) vs ykato(Runner) : Corp Won
3. ykato(Corp) vs hygog(Runner) : Runner Won
4. JanksonHoward(Corp) vs ykato(Runner) : Corp Won

5. UnagiPyon(Corp) vs JanksonHoward(Runner) : Corp Won
6. JanksonHoward(Corp) vs UnagiPyon(Runner) : Corp Won

7. hygog(Corp) vs cactusman(Runner) : Corp Won
8. ayabane(Corp) vs JanksonHoward(Runner) : Runner Won

9. hygog(Corp) vs ayabane(Runner) : Corp Won
10. Magisut(Corp) vs ayabane(Runner) : Corp Won
11. UnagiPyon(Corp) vs hygog(Runner) : Corp Won

12. tamago(Corp) vs Magisut(Runner) : Runner Won
13. tamago(Corp) vs UnagiPyon(Runner) : Runner Won
14. ayabane(Corp) vs tamago(Runner) : Runner Won
15. ykato(Corp) vs cactusman(Runner) : Corp Won
16. cactusman(Corp) vs tamago(Runner) : Corp Won

使用ID(登録順)


Magisut Rielle "Kit" Peddler: Transhuman Near-Earth Hub: Broadcast Center
hygog Noise: Hacker Extraordinaire Haas-Bioroid: Engineering the Future
tamago Edward Kim: Humanity's Hammer Harmony Medtech: Biomedical Pioneer
ykato Hayley Kaplan: Universal Scholar SYNC: Everything, Everywhere
cactusman Hayley Kaplan: Universal Scholar Jinteki: Replicating Perfection
JanksonHoward Noise: Hacker Extraordinaire Near-Earth Hub: Broadcast Center
UnagiPyon Noise: Hacker Extraordinaire Haarpsichord Studios
ayabane Valencia Estevez: The Angel of Cayambe Near-Earth Hub: Broadcast Center

ランナーはNoiseが人気、コーポはNEHが人気でした

全体を通してコーポのデッキが強かったようです。ほとんどの対戦でランナーのスピードが足りなかったようですね

決勝ラウンドは10/31(土)となります。詳細については追って記載します。それでは決勝ラウンドで再びお会いしましょう!(^o^)/ 

2015年10月23日金曜日

ジンテキ東京トーナメントの進め方

トーナメントの参加方法、進め方について説明動画を作成しました。参加者は予選ラウンドを始める前にご確認ください


動画の補足として、細かい内容を下記にまとめておきます

予選ラウンドの進め方


予選ラウンドは規定の権利試合での勝利数を競います。権利戦は用意された「権利戦モード」で対戦を行っていただきます

権利戦モード

A. 部屋を立てたプレイヤーはコーポとなる
B. 部屋名が「権利戦 #123456789(固有の数字)」となる
C. Twitterで権利戦の募集をTweetする
D. 試合が記録される
E. 観戦できない(ジャッジを除く)
F. ログを視聴できない(大会中のみ、ジャッジを除く)

という設定になります。権利戦のチェックボックスを入れた場合、他の設定は全て上書きされます

準備として、まずブラウザのキャッシュのクリアとリロードを対戦前に行って下さい

コーポ側の場合、好きに卓を立てて対戦相手を募集します。事前に設定したプレイ可能な時間には出来るだけ卓を立てるようにして下さい

ランナー側の場合、事前に配布された各プレイヤーの対戦可能時間を参考にコーポのプレイヤーを探して対戦を行います。事前に大会のチャット欄などで時間を決めて募集しておくと良いでしょう

尚、権利戦モードで対戦を開始した試合のみ権利戦にカウントされますので、注意して下さい

運営ではログを見ながら、権利戦の消化状況や勝敗などをチャット欄やTwitterで随時レポートします

10/28(水)までは同じ人との権利戦を行わないで下さい。せっかくの機会なので、様々なプレイヤーと対戦を楽しみましょう!


決勝ラウンドの進め方


決勝ラウンドは予選ラウンドの上位4名でのダブルイリミネーションです

10/31(日) 20:00に決勝ラウンド進出プレイヤーとトーナメントの組み合わせを発表しますので、進出プレイヤーは21:00からのトーナメントの準備をお願いします

サイドの決め方は、最初の試合はラウンド上位が決めます。次の試合は前の試合の逆のサイドとなり、もしサイドが同じになった場合は、ラウンド上位のサイドを優先します

決勝は並列に行い、勝ち残りの試合を優先して中継します。(中継では手札などを出さないようにするので、ご安心下さい)


大会中の対戦の裁定について


まず前提として、ジンテキ東京(jinteki.netも含め)は鋭意開発中のもので完璧な動作をするものではありません。必要な操作は大体できるようにはなっていますが、基本的には各プレイヤーが確認して適宜修正しながらプレイを進めなければなりません

ゲーム中における不具合の対処は次のようにします

1. カードの処理が実装されていない、または操作を間違えて本来あるべき数値や状態ではなくなった

→ 手動で処理をし修正します。相手の操作が必要な場合は、カードの所有者が責任を持って指示を出します。相手にデメリットがある、または自分にメリットがある場合は、指摘に従って(可能な限り)遡って処理を行います。それ以外は双方合意した場合のみ、修正をします

2. 操作が停止した、画面が進まない、バグで正常なゲームが続けられない

→ カードの実装やサーバーの状態などにより、ゲームが進まなくなる場合があります。その場合はTwitterで@jinteki_tokyo(または@ykato_lcg)宛に連絡を下さい。試合状況やサーバー状況を調べて、ジャッジを行います

ただし対応できるのは20:00-23:30の間のみで、それ以外の時間に生じた場合は次の裁定をとります

A. どちらも5点未満である → ノーコンテストとします
B. どちらも「接続が切れた」と表示され停止した → ノーコンテストとします
C. 一方が5点以上、もう一方が5点未満で、点数の低いプレイヤーの操作で停止した → 5点以上のプレイヤーの勝利にします
D. 上記以外 → 双方が合意の上でノーコンテストにするか、協議が必要な場合は後で ジャッジがログを見て勝敗を決定します

3. 片方のプレイヤーの接続が切れて復帰できなくなった

→ まず残っているプレイヤーはチャットで動作が止まっていないか確認して下さい。「退室」ボタンまたはブラウザを閉じたりキャッシュを消さない限り、この状態にはなりませんので、接続が切れたプレイヤーを5分待ってチャットにメッセージを残して下さい。その段階で接続が切れたプレイヤーの敗北とします。ただし、双方合意の上ノーコンテストにすることもできます

4. 上記以外

ジャッジに連絡をして判断を仰いで下さい

2015年10月18日日曜日

第1回 ジンテキ東京トーナメント開催!


オンラインでアンドロイド: ネットランナーが対戦できる「ジンテキ東京」にて、記念すべき第1回目のトーナメントを開催します!

大会の進め方に関して説明動画を用意しました、ご確認ください

概要: ジンテキ東京を使ったトーナメント。優勝者には最新の大拡張「Data And Destiny」を進呈します!

開催日程: 10/24(18:00)から10/31(20:00)までが予選ラウンド、10/31(21:00-)から決勝ラウンド
(予選開始を18:00からに変更しました)

ラウンド: 予選ラウンドはプレイヤー同士が好きな時間に対戦し勝利点で争います。決勝は勝利点の上位4名によるダブルイルミネーションによるトーナメントで優勝者を決定します!

レギュレーション: Data And Destinyまでのカードを使用した最新のFAQ、トーナメントルールに基づく構築戦となります。ただし、実装上の理由でいくつか使用禁止カードを設けています。デッキは事前登録制で、途中変更は認められません

参加方法: 次のステップで準備と登録をお願いいたします。デッキ登録が完了した時点で最終登録になりますが、参加表明を事前に行っていただけると助かります
  1. ジンテキ東京のアカウントの作成
  2. ジンテキ東京のTwitterアカウント(@jinteki_tokyo)のフォロー(任意)
  3. 参加表明 (ジンテキ東京のチャットチャンネル「#第1回トーナメント」に参加表明の書き込み)
  4. 練習試合(任意)
  5. デッキ登録(コチラより登録をお願いします) (締切を10/24 18:00に延長しました)
デッキ登録時に予選の権利戦ができる時間帯を登録して貰います。その情報は全体で共有されますので、 プレイヤー間でうまく予選ラウンドの権利戦を進めて下さい。権利戦の結果はチャットチャンネル「第1回トーナメント」に書き込むことで報告に代えます

それではランナー各位の参加をお待ちしています(^-^)b

練習試合や質問があれば(@ykato_lcg)まで、お気軽に連絡を下さい

詳細


予選ラウンド: 権利戦を参加人数によって定める。権利戦数は通常の(スイスラウンドの回数 - 1)となる(ランナー、コーポにそれぞれ)。例えば、8名の場合は通常スイス3回戦となるので権利戦は2戦を各ランナー、コーポで行うので、全部で4戦となる

勝利数の多いプレイヤーの上位4名が決勝ラウンドに進出する。同点の場合は、権利戦を先に消化した方を優先し、それから対戦相手の勝利数の比較により決定する

決勝ラウンド:  4名によるダブルイリミネーションを行い、FFGの公式トーナメントルールに従う。2敗したときに敗退が決定する

禁止カード: 次のカードは実装されておらず、かつ手動でのプレイが困難なので禁止とする。禁止カードを含めたデッキで参加した場合、勝利数に関わらず敗退とする。禁止カードは画像に「禁止」の文字が入っています

Zaibatsu Loyalty
Toshiyuki Sakai
Awakening Center(解禁)
Tori Hanzō
Midori(解禁)
Broadcast Square
Record Reconstructor
Capstone
Bug
Archives Interface
Disrupter
Titanium Ribs
Gene Conditioning Shoppe
Student Loans
Turntable
Old Hollywood Grid
Genetics Pavilion
Dr. Lovegood

注意するカード: 次のカードは禁止ではないが、実装がされていないためプレイヤーの操作や注意を要するものを挙げた。基本的に自分のデッキのカードについては、自分で責任を持って処理を行い、対戦相手の操作や注意を要するものは適切にチャットなどで確認を取ること。カード処理が不正である場合、不正をしたプレイヤーを敗北とすることがある

Eden Fragment : カードをクリックするとコストなしにインストールできる機能あり/カード効果のインストールは申請してからクレジット回復
15 Minutes : クリックを減らして、相手のスコアエリアからドラッグしてR&Dへ加えてシャッフルする
Jinteki: Replicating Perfection : 不可能なランをした場合、巻き戻しを許可すること
NEXT Design: Guarding the Net : 開始前にクリックとドローを使って調整する
Accelerated Diagnostics : このカードをプレイして、ゲームが停止した場合、プレイしたプレイヤーの敗北とする
Unscheduled Maintenance : 相手がICEをインストールする前に注意を与え、巻き戻しを許可すること
Enhanced Login Protocol : 相手がランをする前に注意を与え、巻き戻しを許可すること
Targeted Marketing : カードプレイ時に指名したカードを書き込むこと
Media Blitz : このカードをプレイして、適切な効果の使用をしなかった場合、プレイしたプレイヤーの敗北とする
Surveillance Sweep : トレースの度、相手に事前申告をしてもらうこと
Clot : プレイの前に、どのような状況で止めて欲しいか伝えなければならない。コーポは公開情報でClotが見えず、ランナーからの指示がなければ待たずにスコアしてよい
DDoS : ICEのレゾの巻き戻しを許可すること
Jak Sinclair : プログラムを使用しないこと

次のアップグレードは手動で解決する
Ruhr Valley
Midway Station Grid
Port Anson Grid
Satellite Grid
Valley Grid
Underway Grid

次のICEはコーポが的確にランナーに必要な情報を与えて解決すること
Sensei
RSVP
Gyri Labyrinth
Marker
Inazuma
Wendigo
TL;DR

2015年10月12日月曜日

第30回 柏木シティグリッドに参加しました

10月11日(日)に行われた、第30回目の柏木シティグリッドに参加してきました〜

結果は...事故に対してラッキーWinを1回しただけで、あとは全部負けということで細かい記録も要らないでしょう...

デッキはこんな感じで参戦

ランナー: Dangerous KEN
コーポ: Nasty Guide

ランナーサイド


ランナーはクリミナルと決まっていたものの、Drug Dealerとアセットメタデッキに調整をしました。DoppelgangerScrubberのコンビネーションで、アセットを並べるようなデッキに対して0クリック、0〜2クレジットで対処できます

クレジット源はTri-Maf Contactで、1ターンに1回しか使えないが1クリックで2クレジット得られるクリミナルに存在する数少ないクレジットリソースなのですが、デメリットとしてトラッシュされると3ミートダメージを受けます。マフィア(!?)の娘を裏切ると死にますよーということですね

このTri-Maf Contactなんとユニークではなく(!?) 、複数インストールすることができます(他のマフィアの娘と掛け持ち!?)。そんな事がばれる(タグを受ける)と、速攻6ミートダメージで死んでしまいます(笑

このKENはヤク中(Drug Dealer)なので痛みに強く、手札上限いっぱいに持っていれば何とか生き延びることができますが、そこは悪友John Masanoriがいるのでマフィアのパパにバレるかどうかいつもハラハラドキドキです!

二股かけたKENはドッペルゲンガーかそれとも...





というストーリーを考えながら、デッキを構築しました(^^;

デッキの目安として1ターンに3クレジット増やせないと、ランナーのデッキとしてはちょっと弱いかな、という感じですね。ネットランナーはカードを増やすのは簡単ですが、カードをプレイするためのクレジットとクリックを確保する為には何かしらクレジット源をプレイして、クリック効率を上げる必要があります。このデッキでは2クリックを3クレジット+1ドローにして、残りの2クリックをインストールやランのイベントに、ランの成功にはDoppelgangerで追加のランという風にクリックを増やしています

コーポサイド


コーポもジンテキと決まっていたので、最近流行りのアセットラッシュ/スパムデッキをアレンジしてみました

The Universe Of TomorrowのTour Guideというアセットがレゾされている数分だけランの終了を持つセントリーのICEが結構面倒ということで、アセットデッキが(それなりに)流行しています。というのも、このカードはアセットがトラッシュできなければ、SwitchbladeParasiteしか効率的な対処手段が今の所ありません

アセットをトラッシュさせるImpがあると対処されやすく、Parasiteもあるアナークが苦手...で、当たったのは全部アナーク(Noise x2)ということで全く真価は発揮されなかった訳ですが(笑

さて、このツアーガイドは何を見せてくれるのでしょうか?

こちらに見えますのはShi.Kyuです。これを見たものは呪われて、アジェンダポイントを減らさなければ、祟りでネットダメージを大量に受けてしまいます!

あちらに見えますのはSnare!です。これに触れたものは、3ネットダメージを受けてしまい、喰いついて離れないので居場所がバレてしまいます(タグを受ける)

さて、あそこに見えるのはアジェンダでしょうか?それとも...



と観光客がひるんだ所で3/2アジェンダを守らずにスコアします。Team Sponsorshipは新たな観光スポットを紹介してくれますし、Turtlebacksの宇宙観光事業で手堅く荒稼ぎしましょう!

情報を見せても、見せなくても機能する、そんな上手い商売は...鑑賞眼のないアナークの連中には通用しなかったということですね(^^;

2015年9月23日水曜日

第29回 柏木シティグリッドに参加しました

惨敗ーーーーーーー(^^;

2連覇という言葉に自分で踊りつつ、塩っぱい成績だったのでサッサとデッキを供養しましょう(笑


2015年9月4日金曜日

第28回 柏木シティグリッドに参加しました

8/29(土)に行われた、第28回柏木シティグリッドに参加してきました〜

最初に結果を伝えておきます...優勝しました!(^o^)/

半年に及ぶ修行期間を経て、遂に立ち向かう強豪たちを退け(!?)栄冠ある優勝をもぎ取った...訳ではなく、上位同士が潰しあって優勝が棚から落ちてきただけです(笑

2015年8月4日火曜日

ネットランナーの個人輸入

先日の初心者大会で「どうやってデータパックや、アクリルトークンを入手すれば良いのですか?」という質問がありましたので、それに答える形で個人輸入のポイントについてまとめたいと思います

はじめに


ネットランナーはアメリカの会社の製品なので、日本国内ではあまり流通していません。ボードゲームショップが輸入して販売しているケースもありますが、在庫が安定していませんし価格も輸入品のために若干高めの設定となっています

日本語版が出ればそういった状況も少し変わるかも知れませんが、現在はデータパックを揃えるならば個人輸入をするしかないでしょう

輸入に必要な知識


オンラインショッピングで輸入できるのですが、英語ができる必要は(殆ど)ありません。事前に知っておかなければならないのは、基本的なショッピングの知識のみです。一度購入して無事に届けば、次回からは同じアカウントでショッピングができます

A) 英語表記

英語の住所に変換できるサービスを使って下さい

一度上手く届いたなら、後は引き続き同じ表記を使いませます

注) 名前のローマ字の表記はクレジットカードの表記に合わせる必要があるので注意して下さい。私の場合、Katouと変換されますが、これはクレジットカードとは一致しないのでKatoとするなどです

B) 支払い方法

クレジットカードもしくはPayPalを用意します。PayPalアカウントはクレジットカードでアカウントを作るので、何の意味があるかと疑問に思われるかもしれません。eBayや小規模なショップで購入する際にPayPalは中間に入って問題が起こらないようにしてくれる、海外通販での便利な支払い方法です

詳しくはPayPalのサイトをご覧下さい。PalPalは「このショップちょっと怖いなぁ...」というときにしか使わないので、以下で紹介するショップのみを利用するならば必要ありません

C) 郵便事情と送料

アメリカにも日本と同じように郵便局と民間の宅配事業の2つの配送方法があります

USPS: 郵便局(国営、安いが遅い)
UPS: 宅配(民間、高いが早い)
FedEx: 宅配(民間、超高いが超早い)

送料は店ごとに設定されるベース価格(配送方法毎に異なる1回の配送に最低限かかる費用)+荷物の重さでの費用から算出されます。大抵のサイトでは送料シミュレーションがあるので、カートのところで郵便番号を入力すれば送料は買う前に分かります

LCGのパックを安く買う場合、USPSのFirst Class Mailが最も安い選択になります。ベース料金が安くて1,000円、データパック1つにつき200-300円程度となります。ただし、到着までに14-20日掛かる上、途中追跡などできないので不安になりがちな配送方法です(ちなみにUPS Mail InnovationsというUPSのサービスはUSPS First Class Mailの代行出荷サービスなので、実質的にUSPS First Class Mailと同じで遅いので注意して下さい)

まとめて8パック以上購入するなら、USPSの上位のPriority Mailや民間のUPSを利用した方が、届くのも1週間以内と早く追跡もできて送料も本体価格に対して許容できる差になると思います

イギリスは郵便事情がとても良く、送料が安い上に5-10日で日本に届きます。ただ、ネットランナーはアメリカの製品なので平均的にイギリスに到着するのは遅く、すぐに入手したいならアメリカから購入した方が2週間以上早いです

D) プレオーダー(予約商品)

LCGの新パックを入手する際は、プレオーダーに注意して下さい。どのショップもプレオーダー品が全て揃ってから配送されますが、プレオーダー品の入荷タイミングは同じ会社でも結構ズレます。キャンセルなどをメールでしか受け付けないところなどだと面倒なので、ギリギリまで入荷タイミングを見てからチェックアウトした方が良いでしょう

オススメのショップ


ネットランナーのデータパックの購入についてのみ評価します。断りがなければ、最も送料が安い方法(USPS First Class MailまたはUPS Mail Innovations)での費用となります

料金の概算はSanSanサイクルのデータパック(The Valley)を1つ購入するのに掛かる単価と複数購入した場合の送料です。US$1=120円と換算した金額を参考として示します

1) Cardhaus.JP
本体:
$9.79 (1175円)

送料:
1個 $8.54 (1025円)
2個 $10.99 (1319円)
3個 $12.60 (1512円)
4個 $13.96 (1675円)
5個 $15.33 (1840円)
6個 $16.70 (2004円)
7個 $18.06 (2167円)
8個 $19.42 (2330円)

コメント:
日本語ができるスタッフが運営しているアメリカのボードゲームショップ。万が一のときにも日本語でやりとりができるので少し安心できる
本体も送料も比較的に安い設定だが、田舎で配送事情が悪いのでUSPSならば3週間は見た方が良い

2) Book Depository
本体:
$11.31 (1357円)(送料込み)

コメント:
イギリスに倉庫を持つオンラインブックショップ(運営はインド、現在はAmazon傘下)
どれも送料込みの価格で、他の輸入に比べても最も安く、イギリスから日本へは5-10日とかなり早く届く
ただし梱包は簡素で大体は箱潰れとなるので注意

3) Miniature Market
本体:
$9.99 (1199円)

送料:
1個 $13.70 (1644円)
2個 $16.00 (1920円)
3個 $17.95 (2154円)
4個 $19.90 (2388円)
5個 $23.80 (2856円)
6個 $25.75 (3090円)
7個 $27.70 (3324円)
8個 $29.65 (3558円)

コメント:
Cardhausより若干送料が高い設定だが、過去の注文はUSPSのFirst Classで注文してもPriority Mailに格上げされて素早く届いた(経験の話なので、必ずそうなるとは保証はしません)

4) CoolStuffInc
本体:
$9.99 (1199円)

送料:
1個 $16.45 (1974円)
2個 $20.70 (2484円)
3-4個 $28.50 (3420円)
5-8個 $29.25 (3510円)

コメント:
東海岸フロリダにあるために配送事情が良いのか早く届きますが、送料の設定は高めです

5) Funagain Games
本体:
$11.99 (1439円)

送料:
1-2個 $6.50 (780円)
3-5個 $13.00 (1560円)
6-8個 $19.50 (2340円)

コメント:
本体が若干高いですがクーポンなど割引サービスが充実していて、他のボードゲームなども豊富に取り扱っているため、合わせて購入するのに便利です

アクリルトークン


動画で見るようなトークンは大体この3つのメーカーのどれかです。直販のみ紹介しますが、ゲームショップで取り扱っている場合もあるので探してみてください

1) Team Covenant Data Token
人気1位のトークンセット。丸いトークンで、使いやすい

2) Cyber Punk Credit Set (Broken Egg Games)
板状のクレジットトークン。大きくてお互いに認識しやすい

3) Litko Credit Tokens
小型のクレジットトークン。コンパクトにまとめたい人向け

その他FFGが大会などで配布したトークンはeBayに出品されていますがプレミア価格ですので、それでも良いという方は頑張って下さい(^^;

最近ではEtsyといったハンドメイド作品を売買するサイトでトークンなどが販売されています

こんなのやこんなのやこんなのやなど色々あるので探してみてください

おまけ


海外から輸入する際に気をつけたいのは、輸入品目として禁止されているなどの理由で購入できないケースです。大抵はメーカーの希望であったり、壊れ物などコスト高なものなのですが、おもちゃも偶に送ってくれないケースがあります。特にAmazon.comでボードゲームなど購入するときに日本へは発送しないなどということがあります

そういう場合は転送サービスという、アメリカの倉庫に送ってから別ルートで輸入してくれるサービスを使うと良いでしょう。例えば、スピアネットなどが有名です

郵便ではなく宅配を選べば、(異なるショップの)複数の荷物をまとめることで送料を安くすることができます。 LCGでは利用するシーンは少ないと思いますが、送料が高くてダイレクトには買えないボードゲームなどで役に立つかもしれません

2015年8月3日月曜日

第1回 コアセット限定初心者大会レポート

 
8/1(土) 新宿区にある角筈地域センター会議室Aにて行った、「コアセット限定初心者大会」について結果と共に振り返ってみたいと思います。対戦の一部は動画として公開する予定ですので、結果を見ずに動画を楽しみたい方は全ての動画を視聴した後にレポートをご覧ください

動画は第1回 コアセット限定大会の動画リストにあります。動画はカット編集せずに、実際のプレイ雰囲気を重視したものとなっていますのでご了承ください

2015年7月3日金曜日

第26回 柏木シティグリッド 回顧録 〜 ランナー編

遅ればせながら、6月のシティグリッドの大会を振り返ってみたいと思います

ランナーは、IDの中で最年長だと思われるIain Stiringおじいちゃんで参加しました。やりたかったことはリンク増やしてからの、Underworld Contactによる年金生活です(笑

デッキリストはコチラ

最近の趣向は単純パワーカードを抜いて、テンポだったりカードの組み合わせを生かして戦えるデッキを作ることです。ちょうどCloudのICEブレイカーシリーズ(SpikeCrowbarShiv) が出たので使いこなしてみたかったのですね

使い捨てICEブレイカーは運用コストが安いので、サーチや普通の資金源を断った上で、ICEブレイカーを大量に入れ、テンポで揃うようにしました

基本はリンク2にするためにDyson Mem Chipを入れて、Underworld ContractとCloudを使い倒す構成です

さて、実際はどうなったかは動画をご覧ください(^o^)/





よ、弱い(笑

もっと待った戦い方をする予定のデッキだったのですが、全く待っていませんね。Corroder引けないというのが敗因になっています。なんというかSpecial Orderとかサーチは好きじゃないんですが、どんなデッキにも必要なのでしょうね...

そもそもババ抜き弱すぎなんですよ(笑

アジェンダあるのにLegworkで引けないというのがダメです(- -;

基本的に資金が底の状態で戦うデッキなので、アセットをトラッシュする余裕はありませんでした。クレジットに余裕がある方が対応 力があります、当たり前ですが(笑

今後もこんな感じの新しいカードをなるべく入れつつ、(自称)実践級のデッキを投入していく予定です(^o^)/

2015年6月22日月曜日

Android: Netrunner FAQ 和訳公開

お久しぶりです(^-^)/

この度、最新版のAndroid: Netrunner FAQ v2.0を和訳しました。和訳版については以下のリンクからダウンロードできます

変更履歴:

2015/07/03(金) セクション1/エラッタのBurke Bugsの「ランが成功したなら」は正しくは「(トレースが)成功したなら」 となります。修正したバージョンはファイル名がNETRUNNER_FAQ_V2.0_JP_A.pdfとなっています

2015/07/13(月) P14の左下のSatellite Uplinkをプレイ〜の部分のタイポを直しました。修正したバージョンはファイル名がNETRUNNER_FAQ_V2.0_JP_B.pdfとなっています

2015/07/16(木) Netrunner FAQ v2.1がリリースされたので、更新をしました。ファイル名はNETRUNNER_FAQ_V2.1.pdfとなっています。主な内容は、アドバンスとインストール状態の明確化、ICEのブレイクできるタイミングの明確化、表向きのカードの状態の明確化などです

2015/10/17(土) Netrunner FAQ v2.2がリリースされたので、更新をしました。ファイル名はNETRUNNER_FAQ_V2.2_JP.pdfとなっています。主な内容は、Film Criticバグの修正、ランナーの最初のクリックの前に消費型能力の使用枠の追加、カイッサプログラムをICE以外にホストされた状態からICEへ移動することが可能になった等です

https://drive.google.com/file/d/0B6me-Qckz7mXaDB2VnJqOHBLd3c/view?usp=sharing


私自身は和訳版を使ってプレイをしてはいないので、現在の和訳ルールに完璧に一致するようにはできていないと思いますが、読んで分からないことが無いようにはしたつもりです。また忠実な訳よりは、意味を(できるだけ)的確に伝えるための意訳や補足を行っているので、正確なFAQとしては原文を参照して下さい

今後FAQにアップデートが行われた場合、このページに追記する形で更新を行う予定です

和訳に関する内容(意味が分からない、間違いなど)はTwitterなりこのページにコメントを頂ければ回答しますが、実際問題としてゲームそのものにあまり詳しくはないので、ゲームに関する質問は他のプレイ経験が長い上級者の方にお任せします(^-^;

タイミングストラクチャーに関しては簡単にまとめたものを別途作成しています。宜しければご活用下さい

https://drive.google.com/open?id=0B6me-Qckz7mXLW5TN0F2WUxzams&authuser=0

2015年6月7日日曜日

第25回 柏木シティグリッド動画

ブログではお久しぶりです(^o^)/

先月末に行われた第25回シティグリッドに参加しました。やろうやろうと思いつつ、ようやく撮影ができたので編集しアップロードしました。

あらためて大会の概要を説明しますと、「柏木シティグリッド」はゲームスペース柏木にて毎月1回、日曜14:00から行われるAndroid: Netrunner(アンドロイド:ネットランナー)の大会です。参加費は1,000円で、優勝商品はゲーム卓使用料の割引き券だったり、ネットランナーのトーナメントキットのグッズであったりします。

参加の注意点というわけではないですが、デッキの使用制限(データパックの制限など)はありません。最新のパックのカードを入れてやろうといった感じです。和訳シールを貼っている人も、そうでない人も居ます。TCGのようにデッキを1組作り持参します。

大会の内容は動画を見てもらったほうが早いでしょう。













優勝は混戦の中、動画に全部写っているルカさんでした、おめでとうございます!

一応(?)私も勝てば優勝があったのですが、Account Siphonを3発喰らってKOでした。動画的には変にリスクを考えずにデッキ構成そのままにパニックボタン連打すれば良かったですねー悔やまれます(笑

こうした動画編集は初めてなので(生中継は沢山経験がありますが)、少しずつ技術を身につけている最中です。今後も改良はしていきますが、動画を見て何かお気づきの点があればコメントなど頂けると幸いです。

次回、第26回 柏木シティグリッドは6/14(日)14:00〜@ゲームスペース柏木となっています。Chrome Cityを使ったHBデッキで全員フラットラインなのか!?それともNet Ready Eyesはやれる子なのか!?皆様のご参加お待ちしています(^o^)/

参加したいけどカード揃ってないよーという方、一声掛けてくれればデッキを作成してレンタルすることもできますのでお気軽にお申し付けくださいませ。(データパックの予備をかなり持っていますのでw)

2015年5月8日金曜日

あなたの知らないネットランナーの世界 〜 他言語版

巷ではNoise's Console(スポイラーのリスト)の話題でもちきりですが(Government Takeoverは短い命だった...)、先日ゲームマーケットで公開された日本語版カードに関連して、他言語版について調べてみました。

現在の他言語版の数


現在、英語版を除けば6ヶ国語(ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポーランド語、イタリア語、中国語)が販売されています。 

ここに日本語版が加わるわけですね(^0^)b

ドイツ語版


販売元: Heidelberger Spieleverlag

http://www.heidelbaer.de/dyn/products/detail?ArtNr=HE461http://netrunnerdb.com/de/card/01008

Netrunner Kartenspiel (直訳: ネットランナー カードゲーム) という製品名で、英語版の拡張パックのリリースタイミングに遅れることなく現在はリリースされているようです。

価格は拡張パックが8.95(〜1,200円)と、定価ベースで最も安価となっています。(ドイツはアナログゲームの本場で安価に製造できるのか?それとも競争が激しいのか?分かりません...)

ドイツでは英語版をいち早く揃えているプレイヤーも多く、ドイツ語版限定大会などで一悶着あるほど。ある意味、羨ましい環境ですねー

ドイツ語版はAmazon.deで購入できます。送料込みでもUSから英語版輸入するのと大差ないのでオススメ!?

フランス語版、スペイン語版


販売元: Edge Entertainment

http://www.edgeent.com/jeux/collection/android_netrunner_lcg http://netrunnerdb.com/fr/card/01008

フランス語版とスペイン語版はフランスとスペインに本拠地を持つEdge Entertainmentから販売されています。こちらもドイツ語版と同様に遅れることなく最新版(SanSanサイクル)がリリースされています。

上はフランス語、下はスペイン語ですが、ほとんどFFGのサイトと一緒です。(資本関係で言えばAsmodeeという別のフランスの出版社の傘下にFFGは入ったのですが、今後もFFG製品のローカライズはEdge Entertainmentがやるそうです)

http://www.edgeent.com/juegos/coleccion/android_netrunner_lcg

定価は拡張パックが14.95€(〜2,000円)と、若干英語版より高いかな?という設定です。Amazon.frAmazon.esで購入することができます。


ポーランド語版


販売元:  Galakta

http://galakta.pl/gry/gry-karciane/android-netrunner-lcg/ http://netrunnerdb.com/pl/card/01008

ドイツの隣国ポーランドもGalaktaからネットランナーが翻訳され販売されていますが、Spinサイクルまでしかリリースされていないようです。人気が無かったのか、リリースが間に合ってないからなのか?半年前ぐらいから情報更新はされていないので、恐らく以降の翻訳版は出ないと思われます。(ここら辺の人は英語は普通にできるし、英語版も取り扱っているから問題はないのでしょうが...)

因みにWarhammer 40,000: Conquestはポーランド語版でも人気があって、そちらは最新のリリースに合わせて翻訳版が出ています。(最新環境を共有できる方が断然面白いですよね)

定価は拡張パックが49.90zl(〜1,500円)と、日本での感覚と同じぐらいです。(ポーランドの通貨はズロチで、1zlは33円ぐらいです)

Galakta直販で購入することができます。

イタリア語版


販売元: Giochi Uniti

http://www.giochiuniti.it/index.php?option=com_virtuemart&view=productdetails&virtuemart_product_id=1088&virtuemart_category_id=16&lang=it

イタリア語版はGiochi Unitiという会社から販売されていますが、残念ながらコアセットのみの翻訳のようです。Netrunner-Italiaというイケてるサイトがありますが、基本的に有志による活動のようで、ネットランナーのトーナメントドキュメント訳にも「Netrunner Italiaのサイトを見てね」とあるぐらいです。

イタリアも北部はドイツ語圏でドイツ語版が売られている様ですし、"外国語"という認識自体が違うのですが、英語版で問題ないんでしょう(適当

一応、Amazon.itで購入することができます。

中国語版


販売元: Game Harbor

http://www.gameharbor.com.cn/NETRUNNER_LCG_index.aspx

みんな大好き中国語版は安卓纪元:矩阵潜袭というタイトルで翻訳され、游人码头から販売されています。なんとなーく読み取れると思いますが、安卓はアンドロイドで所謂Android端末は安卓手机と翻訳されます。矩阵はマトリックス、潜袭は侵入、襲撃なので...我々日本人からはアレを思い出すタイトルに仕上がってます(笑

素晴らしいことに、中国語版は数ヶ月の遅れはあるものの全て翻訳版がリリースされています(現在の最新はO&C)。

定価は拡張パックが78元(〜1,500円)ぐらいなので、妥当な価格での販売となっています。(因みにOpening Moves(起手开局)は中国語でも人気なので入手できません!)

知っている人は知っているTaobaoから購入することができます。

まとめ


海外のコレクターが日本語版の情報に反応するぐらい、ネットランナー日本語版は待ち望まれています!!(日本語版デモカードをebayに出せば$300ぐらいで買う人居ると思いますよ...マジで)


Jintekiは"ジンテキ"になるのか"人的"になるのか?今から12月の発売が待ち遠しいです!

2015年4月29日水曜日

世界のネットランナー動画のご紹介

今回はネットランナー動画のオススメをまとめてみました。

ネットランナーをやる機会は残念ながらあまりありませんが、世界中のYouTubeを見てかなり上達したという自負があります(笑

注: 実際はプレイする方が確実に上達するので、ぜひ柏木で対戦しましょう(^0^)/

豆知識


世界中で大人気なネットランナーですが、ネットランナー動画が公開されている国を並べてみると...

アメリカ
  1. Team Covenant
  2. ANRBadPublicity
  3. Jackson Howard
  4. Corp Draw
  5. dodgepong
  6. The Efficiency Committee
  7. Prevent and Avoid
  8. Flower City False Leads
カナダ
  1. Northern Gaming
イギリス
  1. Netrunner.co.uk
オーストラリア
  1. Netrunner.co.au
イタリア
  1. Netrunner Italia
ドイツ
  1. TeamworkCast
フランス
  1. run4gametv
  2. BBQ Team TV
ギリシャ
  1. [Meta Health Clinic]
台湾
  1.  Netrunner Taiwan
アルゼンチン
  1. Android Netrunner Argentina

ぱっと10ヶ国はあります。世界中でプレイされており、流行っているということが実感できますね!(日本がないのが残念ですが...)

オススメ動画/チャンネル


1. World Championship 2014: Android: Netrunner Final Match



まずはコレを見るべし!2014年に行われた世界大会の決勝戦です。

NEHが優勢の中トッププレイヤーはJintekiを選び、スタイリッシュMimic抜きゲームの女神はどちらに微笑んだのか!?

全体の結果とデッキリストはコチラ

2.  Netrunning With Teamworkcast



ドイツのネットランナーの放送のはずですが、聴きやすい英語と解説で楽しい動画です。
初期の動画に見られる放送主の微笑ましいプレイミスから徐々に上達していく様は、さながら成長過程を見ているようでつい連続視聴しちゃいますね。

3. PeachHack Netrunner - HB: EtF vs. Kate - Grand Finals, Giga-bites Cafe Store Championship



PeachHack動画(dodgepong)は見やすく、解説も気合が入っていてエンターテインメント性がとても高い!さてこの試合、KATEの脳が残っている間に勝てるのか!?

4. Deck Overviews and Game Analysis (Willingdone)



ネットランナー界のYouTuber!超分かりやすく(英語で)解説してくれています。ネットランナーのような難しいゲームを、マニアック過ぎずかつ実際の動きを簡潔に説明できるのはスゴイ!(どうやって動画作成しているのか知りたい...)

5. Stimhack Store Champions Invitational Top 16



ユーザーイベント最大手!?のStimhack Store Champions Invitationalの動画です。

参加者はStore Championshipの優勝者(=Regionalの参加権利を持っている)限定のOCTGN上でのトーナメントで、Regionalの前哨戦という位置付けになるでしょう。

解説は2014年ワールドチャンピオンDan D'Argenioが(睡魔と闘いながら)局面全てにコメントしてくれています。最新環境の確認に最高ですね!

その他


OCTGNの対戦動画に関しては
  1. bewnt
  2. ANRBlackHats
  3. Stimhack
  4. Dan D'Argenio
などが有名です(が、私はあまり視聴したことはありません)

ドイツではビール片手にネットランナーのドラフトしたり、フランスでは日中ワイン片手にプレイしたりと、その国の文化を知ることもできるネットランナー動画は他にもいっぱいあります。

そろそろ日本のネットランナー文化も世界に発信しないとー(使命感

2015年4月28日火曜日

Android: Netrunner 環境分析の補足

Acoo.netというサイトにトーナメントの結果が投稿されているので、前回のstimhackと同じように分析をしてみました。stimhackとは異なり、全ての優勝デッキのリストがアップされてはいないので、統計的な話が中心となります。


Android: Netrunner SanSanサイクル 先取り解説 (注: ネタバレ)

SanSanサイクルもThe Valley、Breaker Bayと2つリリースされました。残り4つのデータパック、そして次の大拡張はどうなるのか?今見えているカードから想像を入れつつコメントしたいと思います(^0^)/

(以下はネタバレ(Spoiler)を激しく含むので、開封を楽しみにする方は見ないように!)

2015年4月27日月曜日

Android: Netrunner 中級編 〜 クレジットネック

ネットランナーが他のゲームと感覚的に異なり、把握するのが難しいのが「クレジット(リソース)ネックなゲーム」だということだと思います。デッキを構築したり、プレイをする際のワーストでない動きをしたりするためには避けて通れない問題です。


2015年4月24日金曜日

Android: Netrunner 中級編 〜 アジェンダ


ネットランナーを始めて、最初に疑問にあがるのは「いったいどれだけアクセスすれば(ランを通せば)勝てるのかor負けるのか?」だと思います。平均試合時間、コーポに入れるべきアジェンダポイントの分配など関わる事項も多いです。

そこでアジェンダポイントの配合(組み合わせ)による勝利に必要な7点の組み合わせ数と、平均アクセス数をそれぞれ計算とシミュレーションにより算出しました。


2015年4月23日木曜日

最新ネットランナー環境分析

お久しぶりです(^o^)/

最近はまとまった時間を取れ無くて布教活動できていませんが、久々のネットランナーネタとして、The Source〜Order And Chaos〜The Valleyと拡張が出たことによるトーナメント状況を分析、解説したいと思います。データ元はStimhackから直近の優勝リスト計69を集計しました。


2015年3月13日金曜日

Android: Netrunner 入門編4 〜 サブタイプ

次回予告はフラグでした(-_-;

技術的問題もあるのですが、解決するための(主に作業に慣れる)時間が確保出来次第ということで...春の入学シーズンに合わせる形で良いかな、と

さて今回はネットランナーを始めて最初に立ちそびえる難関、カードタイプの詳細について解説したいと思います

ゲームを攻略する前に、全体像を把握するためにサブタイプについて知っておくと、カードを読みやすく整理して覚えやすいでしょう

サブタイプはカードタイプの右側にある補足的なタイプの記述です。ネットランナーはサブタイプによるカードサイクルの分類が行われているため、カードの役割をサブタイプだけで半分ぐらい判別することができます

現状74のサブタイプがあり、最大4つのサブタイプが付いているカードがあります

カッコ内はカードの日本語訳のものではなく意味を説明するためのものですので、ご注意下さい

Corpサイド

Corpには43のサブタイプがあります

ICEの主要なサブタイプ(Sentry/Code Gate/Barrier)

Sentry/Code Gate/BarrierはCorpのICEのサブタイプで、多くのケースで3つどれかに当てはまります(例外もあります)

Sentry(番人、護衛): 役割は止めることよりも、侵入を面倒にし、嫌がらせをすることになります。クレジットを奪ったり、タグやダメージを与えたりすることが主な機能となります

Code Gate(暗証番号型セキュリティーロック): きちんと解除しないと侵入できなかったり、警報が鳴ります。機能としては続くICEにサブルーチンを付加したりして、最後に"End the run"とすることです

Barrier(防御壁、バリア):
役割は止めること。複数の"End the run"を持つカードが多いのも特徴です

全体ではSentry > Code Gate > Barrierの順でカードの種類が多いですが、ゲーム的にはBarrierが中心的な存在であると思います

ICEの機能を表すサブタイプ(Tracer/AP/Bioroid/Destroyer/Psi)

Tracer(追跡者): traceを持つICEに付きます。ICEブレイカーが無くてもクレジットで解決できると見るか、資金差によって問答無用にペナルティを与えると見るか、視点や状況によって価値が変わります

AP(Anti Personnel/対人用): ネット/ミート/ブレイン ダメージを与えるICEに付きます。当たると痛いのでDeus Xなどの対策カードを入れましょう

Bioroid(バイオロイド/人型ロボット): クリックを消費することでサブルーチンを解除できるICEに付きます。手間を惜しまなければ解除できるという、ターミネーター他映画でお馴染みの「ICチップを抜けば何てことはない」という世界なのでしょうかね?

Destroyer(破壊する者):
プログラム破壊を持つICEに付きます。空手で挑めば怖くなく、準備しているとすごく痛い効果ですね。プログラムは記載が無ければ、Corp側が選択します

Psi(Pounds per Square Inch/秤): 数当てゲーム!単に当てるだけでなくクレジットを消費してしまうことから、選択肢に偏りがある頭脳戦となります。カイジでも読んでイメトレしましょう!?

特殊なICEを表すサブタイプ(Illicit/Trap/Mythic)

Illicit(違法): rezしたときにbad publicity(悪評)がCorpに付くICEです。低コストなのに異様に強いICEが出現します。ただしデメリットが大きいので長期戦も乱発も向いてはいません

Trap(罠): 汎用ICEブレイカーでなければ解除できないICEで、一回限り効果を発揮するものです。2度罠に引っかかることはありませんよね?

Mythic(神話): 汎用ICEブレイカーでなければ解除できないICEで、他にはない奇妙な動作をするカードに付きます。神話では何でも許されます

機能を表すサブタイプ(Transaction/Gray Ops/Black Ops)

Transaction(取引): クレジットを得るカードに付きます。この世界の企業は取引で損失を出すことはないようですね:-)

Gray Ops(非道徳活動): 嫌がらせレベルの仕返しを与えるカードに付きます。基本的にはタグが無ければCorpはRunnerにダメージを与えることはできません

Black Ops(非合法活動): 理不尽なレベルの仕返しを与えるカードに付きます。目をつけられないようにタグは定期的に外しましょう。死にます:-(

Runnerサイド

Runnerには35のサブタイプがあります

ICEブレイカー(Icebraker/Killer/Decoder/Fracter/AI)

Icebraker(ICEブレイカー): ICEを解除し通過する機能を持つものに付きます。プログラムの半分はICEブレイカーで、基本的にはクレジットを支払ってサブルーチンを解除するものを指します

Killer(殺し屋):
Sentry(番人、護衛)を潰す目的のものに付きます

Decoder(解読器): Code Gate(暗証番号型セキュリティーロック)を突破する目的のものに付きます

Fracter(反射器): Barrier(防御壁、バリア)を跳ね返す目的のものに付きます

AI(人工知能): 汎用ICEブレイカーに付きます。専用プログラムに対してコストは重めで、使用制限が付くものがほとんどですが、未知の脅威には頼れる相棒となるでしょう

ICEブレイカーではないプログラム(Virus/Daemon)

Virus(ウイルス): ウイルスカウンターを使った効果を発揮するプログラムです。カウンターの増加はウイルスの増殖を意味しています。Corpは1ターン捨てればウイルスを駆除できることを覚えておきましょう!

Daemon(デーモン/常駐プログラム): 他のプログラムをホストできるカードに付きます。なぜメモリーを節約できるのか分かりませんが、便利なので使いましょう。今ならクラウドとか言った方が意味は伝わるでしょうか?

機能を表すサブタイプ(Run/Job/Sabotage)

Run(ラン): サーバーへのランを実行し、ランの最中やランの成功時などに効果を加えるイベントに付きます。手札が1枚減った状態でランを発生することに注意してください

Job(仕事): クレジットを得るカードに付きます。盗みは仕事でも、イカサマは仕事ではないようですね:-)

Sabotage(破壊工作):
嫌がらせをするカードに付きます。ほとんどはランの最中にICEを壊したり、ランに成功したらリソースを破壊したりするものです。ちなみにShaperはおとなしいハッカーなのでSabotageはありません

サイクルカードのサブタイプ(Priority/Double/Current/Stealth)

Priority(先制): 最初のクリックでしか使用できない制限が付いたイベントです

Double(ダブル): 追加コストとして1クリックを必要とするオペレーション/イベントに付きます。その代わりに効果は絶大です。4クリック目には使えません

Current(流行): アジェンダを取得するか他のCurrentがプレイされるまで継続して効果を発揮するオペレーション/イベントに付きます。アジェンダはプレイした側の得点では破棄されないので、相手のスコアエリアに置くと分かりやすいでしょう

Stealth(ステルス/極秘口座): 特殊なクレジットを意味し、ICEブレイカーなどを効率よく運用できます。その仕組みは極秘!

まとめ

紹介したものが全てではありません。フレバーのみを持つサブタイプなどもあるので、カードを並べて共通点を探してデザイナーの意図を推測したり、世界観を想像したりするのも面白いでしょう(^o^)b

2015年3月3日火曜日

Android: Netrunner 入門編3 〜 和訳シール

ゲームマーケット大阪で大発表!?がありました
アークライト様よりAndroid: Netrunnerの日本語版が出るとの事です。巷の噂では翻訳に半年ぐらいかかるそうで、早ければ夏には発売されるのではないでしょうか?

「でも、日本語版が出るまで待てない〜」とか「皆より早く流行に乗りたい!」といった声もあるらしいので!?、和訳シールによる日本語化について紹介したいと思います

和訳シール

「和訳シールをカードに貼って日本語化しよう」というのがこの記事の目的です

和訳シールは、ゲームマーケット大阪でもネットランナーのインストをされていた日本のネットランナー界の第一人者みらこー先生のサイトで入手できます。日本語のルールもあるので一緒に用意しましょう!

初めての人にはピンとこないかもしれませんが、プリンタで印刷できるシール台紙というものがあります。一般的にはラベルシールなどと呼ばれ、封筒の宛名書きなどに良く使われるそうです


インクジェットプリンター用とレーザープリンター用とがあるので間違えないでください。様々な種類がありますが「光沢、ホワイト、ノーカット」のものを選びます

印刷する前に縮尺が100%になっていることを確認してください。ラベルシール紙は高いので、テスト印刷をしてサイズや色など確かめた方が良いでしょう。

ラベルシールは「厚紙、手差し印刷」で行うのですが、プリンタの設定を忘れずに、そして印刷面の確認をしてから本番印刷をしましょう(裏に印刷して悲しみを背負わないように(-_-;


(厚紙の印刷時に普通紙よりも色が濃くなる場合があります。ドライバの設定で薄くするなど調整ができます)

切る、貼る、入れる

ラベルシール紙は印刷用紙よりは厚手なので、クラフト用品を揃えると作業がはかどります


デザインナイフ、ステンレス製の定規、カッティングマットの3点があれば十分でしょう

切り出すときは、「横、横、真ん中縦、真ん中縦、端の縦、端の縦」という順番で切ると、切り出しの際にシールが動きづらく、トンボ線に沿って切ることができます

直接カードに貼っても良いですが、英語版を残したい場合はインナースリーブの上に貼るという方法もあります

カード(or インナースリーブ)に貼り、スリーブに入れたら完成です!


(印刷上の都合で若干青みがかっています)

テストプレイ

日本語化すごく面倒くさそう...

と思った貴方!柏木ゲームスペースでは毎月第2、4金曜日はネットランナーの集いで日本語化されたカードで遊んでいる人がいるので、事前に連絡を取れば手ぶらでインストも受けられます。お気楽にお声がけください(そのために3箱目のコアセットを調達し日本語化を行っている、やる気勢がここに居ますw

正直、面白いと分かってからじゃないとシール貼りとか面倒でやりたくないと思いますので...

おまけ

和訳シールの応用として、耐水ラベルシールなどちょっとグレードの上のシールにお気に入りの絵を印刷してデッキケースに貼れば、オリジナルデッキケースを作ることもできます


柏木シティグリッドなどで「このケース欲しい!」アピールがあればお気に入り以外は適当に差し上げますので、ネットランナーやっている方は足を運んでみてはどうでしょうか!?

次回予告

「ネットランナーは難しい...」
「日本語でのチュートリアルがない...」
「やる場が少なすぎて覚えられない...」

そんな人のための動画を用意し(ている最中です、ごめんなさい)

乞うご期待!

2015年2月25日水曜日

Android: Netrunner 情報サイトまとめ

アンドロイド:ネットランナーに関するの情報を海外を中心にまとめました

情報サイト

公式サイト

製品情報や大会情報など
フレバーやストーリーを楽しむのならば公式が一番
ゲームの攻略ならばstimhackなどユーザーサイトの方が良い

BGG (Android: Netrunner)

ボードゲームのコミュニティサイト
フォーラムなどで情報がまとまっている(こともある)
ファイルのやり取りはここで行われることが多いので、ユーザー登録を推奨

Reddit (Android: Netrunner)

様々なディスカッションが行われているので参考になるサイト
まとめも多く、関連する情報を探したいときに便利

Stimhack

最新のゲーム環境や解析などの記事、ニュースなど

Android: Netrunner Comprehensive Unofficial Rules (wikia)

ルール面でのまとめが豊富なwiki

デッキビルダー

CARDGAMEDB

利用者(小)
利用者少なめ、歴史がある、カードのコメントやフォーラムの方が有用

Acoo.net

利用者(大)
トーナメント管理もできるデッキビルダー&登録サイト
カードのトーナメントでの使用率など統計情報が豊富

NetrunnerDB

利用者(中)
デッキリストを中心としたコミュニケーション機能が優れている
外部アプリとの連携機能あり

Meteor Decks

利用者(小)
デッキリストの編集に特化している
外部アプリとの連携機能あり

Little Chiba

利用者(小)
デッキリストの編集に特化している

デッキビルダーアプリ

Net Deck for Android: Netrunner (iOS/iPad)

MeteorやNetrunnerDBに投稿できる連携機能のあるデッキビルダー(iPadのみ)
カードビューワーとしても便利

Deck Builder for Netrunner (Android)

OCTGN用にエクスポート可能
カードビューワーとして便利

ポッドキャスト

一覧はリンク先を参照のこと
ポッドキャストは日本人には馴染みが薄いものの、公式ポッドキャスト配信はストーリーなども聞ける貴重な情報源

YouTube対戦動画

主にトーナメントのYouTube上の対戦動画をオススメ順に紹介
他にはOCTGNを使った対戦動画などがあります

オンライン対戦

Jinteki.net

ブラウザでAndroid: Netrunnerの対戦ができる!

Android: Netrunner on OCTGN

OCTGNを利用した通信対戦に関するサイト

その他

Sneakdoor ζ

ICEとicebreakerのマトリックス比較ができるサイト

2015年2月24日火曜日

Android: Netrunner トーナメント分析2 〜 出張カード編

どのようなカードが他ファクションで使用されるのか調査しました

データは前回と同じくstimhackからトーナメントデータを直近200に絞り解析しました。カッコ内はファクション毎の勝ち数となります。またランキングの右の値は採用率となります

Corp

NBN (73/200)
1 0.60 Eli 1.0 ICE Haas-Bioroid
2 0.40 Rototurret ICE Haas-Bioroid
3 0.40 Caduceus ICE Weyland Consortium
4 0.38 Biotic Labor Operation Haas-Bioroid
5 0.32 Viper ICE Haas-Bioroid

Traceはもうたくさん!?

NBNはSanSan City Gridを利用した高速アジェンダデッキが作られることが多いのですが、SentryのICEはTraceばかりでEnd Runが無いことを補完するようにICEの出張が目立ちますね

Haas-Bioroid (58/200)
1 0.75 Jackson Howard Asset NBN
2 0.52 Tollbooth ICE NBN
3 0.29 SanSan City Grid Upgrade NBN
4 0.25 Shipment from SanSan Operation NBN
5 0.23 Caduceus ICE Weyland Consortium

Haas-BioroidはNBNと仲良し!?

優秀なICEは自社で揃っているので、NBNのパワーカードで勝ちを急ぐ構成が多いようです

Jinteki (48/200)
1 0.96 Jackson Howard Asset NBN
2 0.52 Eli 1.0 ICE Haas-Bioroid
3 0.50 Tollbooth ICE NBN
4 0.48 Ash 2X3ZB9CY Upgrade Haas-Bioroid
5 0.25 Wraparound ICE NBN

罠じゃないICEを募集!?

守るとこ守って、目線を逸らした先のトラップに落とす...そんな魂胆しか見えませんね(笑

Weyland Consortium (23/200)
1 0.78 SEA Source Operation NBN
2 0.70 Jackson Howard Asset NBN
3 0.52 Snare! Asset Jinteki
4 0.30 Tollbooth ICE NBN
5 0.26 Rototurret ICE Haas-Bioroid

Scorched Earthによるflatlineしか勝てない!?

タグを与えるSEA Sourceとうっかりミスを誘うSnare!とか、ミエミエなのに条件が揃うと一瞬で終わってしまうから気を付けましょう(-_-;

Runner

Criminal (91/200)
1 0.97 Corroder Program Anarch
2 0.75 Mimic Program Anarch
3 0.74 Datasucker Program Anarch
4 0.69 Yog.0 Program Anarch
5 0.58 R&D Interface Hardware Shaper

プログラムは買え!

自前のプログラムは非標準なのでAnarchから買い付けられているようですね(^-^;

Shaper (75/200)
1 0.75 Femme Fatale Program Criminal
2 0.60 Parasite Program Anarch
3 0.55 Corroder Program Anarch
4 0.53 Datasucker Program Anarch
5 0.31 Legwork Event Criminal

足りないのは汎用性だっ!

正面突破できないときのためのプログラムを足しているデッキが多いようです

Anarch (23/200)
1 0.41 Account Siphon Event Criminal
2 0.35 Quality Time Event Shaper
3 0.32 Aesop's Pawnshop Resource Shaper
4 0.26 Clone Chip Hardware Shaper
5 0.24 Cache Program Criminal

爆発力が足りない!

Anarchは自給率が高いようです。Order and Chaosによりデッキ構築幅が出てくるので、出張カードもより多様性が今後出てくるのではないでしょうか?

まとめ

出張カードを見ることで、各ファクションの強み、弱みがなんとなく感じられたのではないでしょうか?

もちろんデッキタイプにより採用カードは変化するので、平均的な意味合いでのカード価値を見ているということにご注意ください

2015年2月19日木曜日

Android: Netrunner トーナメント分析

実際のトーナメントシーンではどのようなカードが結果を残しているか分析をしてみました

データはstimhackのトーナメントデッキリストから442データ(Corp/Runnerの組)を取得しました。カードが発行されたタイミングを考慮するためにSure Gamble(Core Set)を1として(相対)採用率を計算しています

具体的には拡張ごとに1ヶ月間があるとして、Core SetとAll That Remainsまでは20ヶ月の開きを考慮した期間による正規化と、頻度による正規化を行っています(あくまでザックリとした評価です)

 Corp/Runner混合の採用率順位は以下の通り

順位 採用率 頻度 カード名 サイド ファクション セット
1 1.29 322 Jackson Howard Corp NBN Opening Moves
2 1.00 415 Sure Gamble Runner Neutral Core Set
3 0.99 268 Dirty Laundry Runner Neutral Creation and Control
4 0.98 408 Hedge Fund Corp Neutral Core Set
5 0.90 130 NAPD Contract Corp Neutral Double Time
6 0.88 345 Plascrete Carapace Runner Neutral What Lies Ahead
7 0.83 345 Corroder Runner Anarch Core Set
8 0.78 211 Same Old Thing Runner Neutral Creation and Control
9 0.77 128 Wraparound Corp NBN Fear and Loathing
10 0.70 204 Eli 1.0 Corp Haas-Bioroid Future Proof
11 0.67 210 Kati Jones Runner Neutral Humanity's Shadow
12 0.67 278 Femme Fatale Runner Criminal Core Set
13 0.67 125 Sweeps Week Corp NBN True Colors
14 0.66 272 Account Siphon Runner Criminal Core Set
15 0.65 270 Datasucker Runner Anarch Core Set
16 0.63 158 Grim Corp Neutral Opening Moves
17 0.61 140 Restructure Corp Neutral Second Thoughts
18 0.59 73 Legwork Runner Criminal Honor and Profit
19 0.58 204 Emergency Shutdown Runner Criminal Cyber Exodus
20 0.57 166 Faerie Runner Criminal Future Proof

動画などでも良く見るカードは上位に当然来るのですが、感覚と比較していかがでしょうか?

Runnerはクレジットを得るニュートラルカードと汎用ICEBRAKER、 Corpは影響度が低く、低コストなICEとお決まりのパワーカードという感じです(使いやすければ入るって事実を確認しただけのような気もしますね

IDの採用率は次の通りです(採用率は同じくSure Gambleを1としてます)

Runner ID 採用率
順位 採用率 頻度 カード名 サイド ファクション セット
1 0.31 98 Andromeda: Dispossessed Ristie Runner Criminal Humanity's Shadow
2 0.15 63 Kate "Mac" McCaffrey: Digital Tinker Runner Shaper Core Set
3 0.15 62 Gabriel Santiago: Consummate Professional Runner Criminal Core Set

Corp ID 採用率
順位 採用率 頻度 カード名 サイド ファクション セット
1 0.21 89 Haas-Bioroid: Engineering the Future Corp Haas-Bioroid Core Set
2 0.20 84 NBN: Making News Corp NBN Core Set
3 0.15 16 Near-Earth Hub: Broadcast Center Corp NBN Upstalk

RunnerはAndromedaに圧倒的支持がありますが、Corpはバラけてる印象です。Jintekiはやられたときの精神的ダメージのバイアスがあるのでしょうか?総合的には結果を残せてないようですね(Jintekiコワクナイヨー ;-)

Order & Chaos拡張でAnarchとWeylandがランキングに入ってくると順位はどのように変化するのでしょうか?(狙ったかのような強化にも見えるからFFG商売上手すぎる (-_-;

今回分析したデータはココに公開しておきます

もう少し深い分析、例えばID毎の採用率の違いや、ファクションをまたいで使われるカードなど計算できるので、そのうち続編として分析するかも(しないかも

今回はAndroid: Netrunnerのカード情報をNetrunnerDBのAPIから取得しました。様々なネットランナーのデッキリストが共有されているサイトとしても有名です

2015年2月16日月曜日

ネットランナー関連グッズあれこれ

昨日の柏木シティグリッドでやはりというか、古参の方は綺麗なアクリルトークンやらデッキボックスなどお持ちでイイナーと思いつつ眺めてました

流行っているネットランナーには様々なグッズがあるようなので、調べたものを紹介します

スリーブ

スリーブはFFG社から最近販売されています(計6種類)

海外ではWotanのスリーブが格別に人気らしい(!?)のですが、実用性ではSnare!ではないでしょうかね(笑

非公式ではこういうのもあるようです

Legion Supplies - Circuit Sleeves (RED/BLUE) 
https://legionsupplies.com/store/index.php?main_page=product_info&cPath=1_5&products_id=147&zenid=857k04abg5erc480veq4ijpbb3

(そこら辺のFPGAの評価基盤か何かのパターンに見えるけど...

プレイマット

公式ではトーナメントキットや大会の優勝商品などで提供されているようです。eBayで一通り出品されているので、日本からでも(高いけど)入手は可能です

RIELLE "KIT" PEDDLER (2015 Store Championship)  
メッチャ欲しいー

プレイマットに関しては自作派が数多くいるので、画像を探してInked Playmatsプレマ.jpなどプレイマットのオンデマンド印刷するのも選択肢としてあります

https://www.flickr.com/photos/47271299@N02/9037702885/sizes/l/ 
二人用プレマ(日本のお家事情には向かないかな?)

トークン

トークン業界(?)があるのか知りませんが、数え切れないほどにオリジナルトークンが販売されています。最近では3Dプリンターなどで自作したトークンをEtsyというハンドメイド作品販売サイトで出している人もいるみたいですね

有名どころをいくつか紹介すると...

Team Covenant - Data Tokens
 http://teamcovenant.com/store/netrunner-lcg/data-tokens.html

LITKO - Net Hacker Token Set 

Broken Egg Games - Cyber Punk Credit Set
 

LCGはカード自体のコストは月$15とかなので、トークンでライバルに差を見せつけましょう!

ストレージ

大抵の拡張型ボードゲームはベースセットの箱は無意味に大きく作ってあり、中敷をとって収納するのが主流(?)です。そういう人向けの収納グッズがコレ↓

THE BROKEN TOKEN - Sleeved Card Game Organizer http://www.thebrokentoken.com/sleeved-card-game-organizer/

(最初見たときはこんなニッチなグッズが出るほどに流行っているのか...と思いましたね(-_-;

ここまで丁寧とはいかないまでも、私もコアセット箱に収納していたのですがスリーブに詰めて入れると大拡張2つと12拡張パックぐらいのところで箱に入らなくなりました...

ストレージはトーナメントキットの上位賞にあるのですが、eBayなどで入手できるようです


(オッサンじゃなくてカワイイ系なら欲しいかなー笑